こんにちは
さとみです
ここ数年の推しであります
サム・クラフリン。
2023年3月
アマゾンプライムビデオで配信スタートした
アマゾンスタジオ制作の新ドラマシリーズ
『デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃』(原題:Daisy Jones and The Six)
で、ダブル主演の1人を務めていらっしゃいます。
3/24、とうとう全10話がすべて観られるようになりまして、シリーズ完結しました。
あと1ヶ月は、私、この世界で過ごせます
暇さえあれば70年代に旅に出ます。
あー。
良かったよー。
語彙力を失くす余韻。
原作小説がアメリカでは大ヒットしたらしくて、映像化にあたって、キャストのインタビュー動画とかもいっぱいyoutubeに上がってますし、そこそこ話題なんですかね。
日本でサム・クラフリンといえば、
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の宣教師フィリップ
『世界一キライなあなたに』のウィル
『ハンガー・ゲーム』シリーズのフィニック
あたりが有名どころのようで
2015年前後、20代後半の作品が代表作な感じですね。
現在サムは36才。
デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスの主要キャスト7名の中では最年長です。
劇中では地元でバンド活動をしていた20才くらい?から、人気絶頂期の30才くらい?までを、バンドマンとして演じているので、やっぱりね、ちょっと年齢的なミスマッチ感は気になりますね。
それを、人気絶頂での解散から20年後に、インタビューに答える形で、メンバー各人が振り返り、当時を語る構成なんです。
つまり、バンドが生きていた頃は、すべて回想シーンなのだ、という前提。
アラフィフに老けさせたサム(ビリー・ダン)たちが、当時を語り、映像が20年以上に戻り、あの頃何が起きていたのかを、「本人出演のガチ映像」で、今を生きる人たちに真実を伝える回顧録。
欧米の俳優さんたちって、ツヤツヤピカピカの20代を過ぎると、一気に貫禄増しますから。
36才のサムも、どちらかというと、当時を語るアラフィフの“現在のビリー・ダン”としての方が、見た目しっくりきちゃうっていう。
そのジレンマは、もう受け入れるしかない事実でございました(笑)
『あと1センチの恋』のときの、24 才くらいのサム・クラフリンが、今作のビリー・ダンの全盛期を演じられたら、、なんていう妄想が止まらないです。
要するに、それくらいリアルなのです。
キャスト本人の若いときの姿で、バンドが生き生きしていた時代を観たいと願ってしまう。
それくらい、ビリー・ダン始め、バンドメンバーひとりひとりの人物像やバックグラウンドに興味がわくというか。
The Beatlesの曲に惚れ込んで
ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターそれぞれの人生に興味がわくのと同じ感覚があります。
劇中で演奏される曲は、すべて映像化にあたって作曲されたみたいで、CDリリースもされています。歌っているのもビリー・ダンを演じるサム・クラフリンと、デイジー・ジョーンズを演じるライリー・キーオです。
ライリー・キーオさんは、かのエルビス・プレスリーの孫娘という。なんか、リアルとフィクションとが色々混ざり合って、もうよく分かんないけど、全部好き
曲がまた、ほんとステキなんですよ。
ママス・アンド・パパスの『夢のカリフォルニア』とか、70年代にインスパイアされているLOVE PSYCHEDELICOの雰囲気とか、あります。
特に詳しくないんで、あくまで個人的な好きフラグがすでにあるところからのイメージです。
サムの歌声と、ライリーの歌声
ほんとに重なり合うとピッタリなんですよ。
お二人とも、本作のために、歌やギター、相当なレッスンを受けたそうです。
ってことで
ドラマ制作の裏側にも、また興味がわいちゃう。
キャストの皆さんも、撮影期間のなかで、各キャラクターの背景と内面のストーリーを体験しながら、ひとつのバンドの誕生から解散までを生きたわけですから。
肉体的にも精神的にも、ハードだっただろうし、役と自分との境界がなくなるようなことが一瞬起きていたのではないかなぁと思います。
そうでないと
視聴者として、こんなに惹き込まれるだろうかと。
原作小説のレビューでも、「このバンドが存在してたとしか思えない」みたいなコメントが複数ありました。
冷めやらぬ興奮(笑)
また書き綴りたいと思います