【愛着に問題を抱えがち】HSS型HSP洞察系という生き物 | 自分で癒やすこと 〜モドルミチ〜

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こんにちは

さとみです付けまつげピンク音符

 

 

最近、発達障害に関連して

次男の話を書く方が

多かったので。

 

 

長男(8)の気質にも

想いを向けてみたいと

思います。

 

 

パフェ今日はこんなお話パフェ
◇HSS型HSP/HSC洞察系とは
◇自己肯定感が下がっていく負のループ
◇愛情があっても愛着不全になる仕組み
 

 

HSS型HSP/HSC洞察系とは

 

長男(8)は小学3年生

私が思うに、

洞察系のHSS型HSCです。

 

 

私自身が

洞察系のHSS型HSPなので。

似たようなところを

感じて、そう思うだけなのかもしれません。

 

 

発達障害とはちがって

HSPは診断されるものではないですし

私も名前をつけて区別したいわけではないです。

 

 

ただ、気質として捉えることで

それを日常に生かせるなら

詳しい気質や特性を知っていくことは

とてもいいことだと思っています♡

 

 

【HSCとは】

Highly Sensitive Child

ひといちばい敏感なこども、のことです。

 

 

【HSS型とは】

High Sensation Seeking

刺激追求型 といわれます。

新しいことや刺激的なことを

積極的に求める気質です。

 

 

【洞察系とは】

こちらは、皆川公美子さん考案の

HSPのタイプで

①感覚敏感系

②共感系

③洞察系 と分けられます。

アーロン博士による

HSPの定義であるDOES(※)のうち

どの部分が日常で際立っているかに

焦点を当ててタイプ分けしています。

「洞察系」は、4つの特徴の内

・深く処理する

・ささいな刺激を感知する

が際立っているタイプとして

説明されています。

 

 

【(※)DOESとは】

アーロン博士は、

HSPはDOESという4つの特徴を

すべて備えていると定義しています。

D:深く処理する

O:過剰に刺激を受けやすい

E:感情反応が高く、共感力が高い

S:ささいな刺激を感知する

 

 

用語の説明が長くなりましたが

ポイントなのは

「敏感(HSP/HSC)」

「刺激追求型(HSS)」

「洞察系」というところです。

 

 

今、一般的に認知が広まっている

HSP、HSCのイメージとは

ちょっとちがうところもあります。

 

 

・新しいことが大好きで

・未体験のことをやってみたくて

・誘われると喜んでやってみて

(↑刺激追求)

 

 

・ものすごい刺激にさらされて

・信じられないくらい疲れて

(↑敏感)

 

 

・周囲との温度感の違いに気づき

・なぜ私はこうなのか

・なぜ皆はそうではないのか

・ということを永遠に考える

(↑洞察)

 

 

ほんの一面を切り取った

たとえ話ですが

そんな生き物です爆  笑

 

 
 

自己肯定感が下がっていく負のループ

 

エネルギーが身体中に

みなぎっているのだけど。

 

 

あえて過剰な刺激に飛び込んだり

深く深く考えを巡らせることを

答えが出るまでやめられなかったり。

 

 

エネルギーの使い方が激しくて

すぐ消耗するのに

その仕組みを理解していない。

 

 

その結果

どうなりがちかというと。

 

 

①アップダウンが激しくなり、

消耗時の感情コントロールが

難しくなる。

 

・人を困らせがち
・人をげんなりさせがち
・それ以上楽しく過ごせなくなりがち

 

 

 

②凹む

・なんで皆楽しくできるのに自分は…

・また人をイヤな気分に巻き込んだ…

・また怒られた…

 

 

③自己肯定感下がる

・自分はヘンでダメなやつ…

・いつもこうなるから挑戦しない方がいい…

・自分には価値がない…

 

 

これは、主に

「敏感なのに刺激に飛び込んじゃう」

ことで起こりがちなループですが、

ここに「洞察」が加わることで。

 

 

・周囲の反応を

深く鋭く観察して

自分が大人や他人から

どう思われているかを

気にしたり。

 

 

・自分の存在意義について

答えを出そうとしたり。

 

 

・どこが足りないのか

なにを努力すれば

みんなに近づけるのか

ということを考察したり。

 

 

・自分はどう振舞えば

周りを不快にさせず

相手を喜ばせ

輪からはみ出さずに

いられるか、ということを

常に研究したり。

 

 

・・・はい。

 

 

そのある種の能力である

「洞察の力」を、

存分にネガティブな方面に

活用した結果

複雑に、こじらせていきます。

 

 

それでも「気質」

変わらないので。

 

 

やっぱり、刺激には

飛び込むし

刺激にさらされて

消耗するし

深く考えます。

 

 

「そんなに気にすることないんじゃない?」

 

「完璧主義をやめた方がいいよ」

 

「苦手(疲れる)なら、行かなきゃいいんじゃない?」

 

「そうなるから、先にほどほどにしなさいって言ったのに」

 

 

「もう、聞き飽きたなぁ」

そんな友達の表情や

親の疲れた表情に

「これ以上言ってはならない」

「やめないと嫌われてしまう」

 

 

ありのままを表現することは

許されないのだと、

感じていくんですよね。

 

 

悲しきHSSHSP洞察系のサガ笑い泣き

 

 

自己肯定感を下げやすい、というか。

 

 

自己肯定感を上げやすい条件が、なかなか揃わないんですよね。

 

 
 

愛情があっても愛着不全になる仕組み

 

つまり。

自分でも、よく分からない

自分のことを。

 

 

周りも、よく分からないと

思っていて。

そう思われていることも

ビンビン感じる。

 

 

どうしたって

自己肯定感を育みづらいのです。

 

 

・大人だって褒めづらい

・大人だって困惑する

・大人の本心(いやーこの子、どうしたもんか)が見抜かれる

 

 

・子どもは困ってる

・子どもは全力で認めてほしい

・子どもは「肯定」に飢えている

 

 

これ、愛情があるかどうかとは

全く別のところで

「愛着不全」が起きる仕組みです。

 

 

こういう子どもに理想的なのは

きっと「プロフェッショナル」な対応

そんなスキルを持っている大人は

そうそういないですよね。

 

 

・大人だって不完全

・親だって未熟

・親だって敏感かつこじらせている可能性あり

 

 

 

だから。そう。

 

 

仕方ないんだよねーーーーーーーーー!爆  笑

 

 

 

私も。

愛されていないわけではなかった。

でも、健全な愛着システムが育たなかった。

 

 

長男のことも。

愛していないわけではない。

でも、理想的な対応を知らなかったし

知っていても、できることに限界はあった。

 

 

長男も。

愛されていないわけではない。

でも、そのときほしい愛情のもらい方を

してこなかった。

 

 

私の親も。

私を愛していないわけではなかった。

でも、スキルを知らなかったし、

親には親の事情があって

できることには限界があった。

 

 

ただ、そういうことなんですよね。

 

 

誰かが誰かを責めても

自分を責めても

恥じても

後悔しても

なにも変化は生まれない。

 

 

このあとを、どうしていくか。

焦らずに

一歩ずつ

やっていけるか。

そっちの方が、きっと大事だと思っていますシャンパン

 

 

HSS型HSP洞察系という生き物。

 

 

今日は

説明的な文章になりましたが

次回、そういう仕組みが

私にも、長男にもあったと

知った上で。

 

 

今の長男に思うこと。

未来の長男に願うこと。

 

 

そんな話を書きたいと思います付けまつげ

 

 

最後までお読みいただきまして

どうもありがとうございましたおすましスワン

 

 

 
 

 

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