2時間くらいは良いだろうと思い、
選手権の決勝を見ていました。
特別、思うところはなく
『いちサッカーの試合』です。
結果は、自分が断った高校が勝利し、
全国優勝を成し遂げました。
しかし、今思い出しても、
このときは本当に何も思っていませんでした。
ところで、
皆さんは人生の本当の後悔というものをしたことがありますか??
事の重大さを認識し、
本当の『悔しさ、苦しさ』というものを
感じ始めたのは、実際高校に入学してからでした。
今まで同じチームで一緒にプレーしていた選手が、
高校生のユース年代の最上級のリーグでプレーし、
メディアに取り上げられ写真やコメントを残し、
飛行機で東日本を飛び回り、
Jリーグのトップの試合に出ている人と試合をし、
U-18の日本代表をチームメイトに持ってプレーをしている。
そんな中、僕はいったい何をしているのかと・・・
いち県立高校に入学し、
土のグラウンドで左足でボールも蹴れない先輩のころころシュートの球拾い。
別に下手な人が嫌いな訳ではなかったが、
シュートを外しへらへらしては、
後輩に威張ってボールを取らせる。
さすがに、やっていられなかった。
だから、正直な話彼らの最後の大会では、初戦敗退を心底願った。
なぜならば、奴らがいなければボールが蹴れるようになるからだ・・・