2 心ざわざわ 2番目


とりあえずカテゴリーが「本」なので 

自分の「本」も宣伝しときます

シリーズ6作品の中の2番目です

zennbu これ2年前の写真やん?

出版本ぎょーさんあるねん あり過ぎて自分でもわからへんのよね

アンソロジーや雑誌や色々と顔を出してるんですわ

基本は ISBNの番号を必ずつけること

生きがいなんです(どんなんやねん


前置きが長いwww このブログの「頭」 向日葵=ぞん様作品の私=岡本理香

全部同一人物ということが言いたいだけなんですが

このちりゅうぞんび様の「岡本理香でございます」4コマ漫画なんですよ

zonn

拡大すると

この4コマを描いて下さったちりゅうぞんび様が

たぶんご参考になさったんとちゃうかって思うんが

私のこのショートエッセイなんですわ

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ピンポーン♪
「こんにちは 奥さん」

私は必ずこう応える
「私は奥さんではありません 岡本理香と申します」


イラッシャイマセ♪
「身分証明で運転免許証を確認させて戴けますか?」

私は必ずこう応える
「それは 国民の必須携帯ですか?
 事情で所得ができない人にもおっしゃるのですか?」


またピンポーン♪
「ご主人様は ご在宅でしょうか?」

これも必ずこう応える
「この家の主は私です」


在宅介護では
各家庭の裏事情まで 入り込むことが多い
付き合いが長くなると 家族同様の感情が湧いてくる
しかし 鉄則がある

ご本人様を 苗字で呼ぶ
ご家族を 苗字で呼ぶ

一見冷たいようだが
これは鉄則である
訪問看護師だから カウンセラーの立場だから
その方々の上に立つことは避けなければならない
一人一人を尊重するべきである
「おじいちゃん おばあちゃん おかあさん おとうさん諸々」
使わない
使ってはならない

敬意は払うべきである

そして
指導はするが 押し付けはしない
自分ができるのに 何故出来ないのかとの言葉は発しない
人それぞれである
環境が違うので感性も違い
価値観が違う

しかし 諦めとは違う
そう指導はする

そこで同じ高さで 同じものを見つめる
そこで一緒に考えるのである

もう一度
諦めではなく
一緒に考えるのである


人それぞれ事情があり 価値観が違う


今日も ピンポーン♪
「こんにちは 奥さん」

今日も私は応える
「私は 奥さんではありません 岡本理香と申します」

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私の仕事関係者に「奥」という氏の方がいはるんですよ

そうあっちこっちで「おくさん~」と呼ばれるんで

困ってはるんですね

奥さんとか 家内とか 嫁とか 私は個人的に好かんし

失礼な言葉やと思ってます

米国の大統領の「私は この人の夫です」という自己紹介

ものごっつー好きやねんなぁ~