今回も無事に再発は認められず、約2年3ヶ月を迎える事ができました。
医師からは血液の検査結果が良くない(骨髄が大分弱ってる)ため、抗がん剤を一時止めてみようか?という提案がありました。
理由は再発した時に抗がん剤が使えない可能性があるから、というものでした。正直、答えはわかりません。しかし、母親と話をして「抗がん剤をもしここで止めてしまって再発したらきっと後悔するだろう」という気持ちが勝っていることで一先ず続けてみようという結論になりました。
医師から説明されたのは、抗がん剤自体が副作用も強く、長く続ける薬ではないこと、続けても効果があるのかどうかデータもないし、現状での抗がん剤続行は減量せざるを得ない血液検査の結果であること。
といった話でした。
答えはない、という事でした。
そして最後に、今後も再発の可能性が非常に高いので今はあまりいろいろ考えず、毎日を楽しんだ方がいい、と言われました。
手術から再発なくここまでこれるケースはあまりない、とも言われました。
いろいろ考えてしまいますが、それでもわたしは未来に期待したいです。
ガンと共存してでも長く生きて欲しい、と思っています。
主治医からは「再発するだろう」という旨を告知されます。
母と私が楽観的に感じるのかもしれません。
主治医にそう言われて不安が広がって正直つらくて仕方ないです。
そう言われてつらいということは、やっぱり覚悟が甘いということなんだと痛感します。
分かってるつもりで分かってないんだと思います。
ただ、漠然とした未来に不安を持ってるのはもったいないことだと思います。
怖いけど、不安だけど、それで逃げられるわけじゃないから。
私たち家族だけじゃなく、多くの人が少なからず同じような気持ちで過ごしてることを忘れないようにしたいです。

CTの結果、再発は認められず無事に手術から2年を迎えられました。
手術直後に残肝に再発がありましたが、ゼローダ×エルプラット×アバスチンが効いてCTでは確認できないレベルに縮小したと医師から伝えられました。
このまま目立つ再発なく次は3年を迎えることが目標です!

今は毎日が平穏に過ぎていて、母親自身も普段は癌患者であることを忘れてしまうくらい。
投薬する抗がん剤も減って、今はゼローダ×アバスチンのみ。副作用も少なくなって大分楽そうです。

これから人生をゆっくりと穏やかに過ごして欲しいと願うばかり…