さて、今日は昨日とは違う方向から甘い物を見てみます。
なぜこんなに甘い物が心によくないのか。
白いご飯や甘い物をいっぱい食べる時のことを想像してみてください。
食べている時、幸せを感じませんか?
私たちの体は、白いご飯や甘い物を食べると、とても幸せな気分になるような体になっているのです。
それは、甘い物を食べると「幸福ホルモン」と呼ばれるホルモンが一瞬だけ増えるから。
しかし、残念なことにその幸せは長く続きません。
普段の食事でも血糖値は上がったり下がったりを食事の内容によっては緩やかに繰り返しています。(おしゃべりしながらゆっくり山登りをした後にゆっくり下山するくらいの緩やかさ)
(血糖値は血液中に含まれる糖の濃度のことで、食事をすることで誰でも一時的に上がって時間が経つと下がります)
ただ、甘い物・白いご飯を食べることで血糖値は緩やかではなく急上昇します。(急斜面の坂道をダッシュで走る感じ)
30分~2時間くらいでこの血糖値が今度は急降下します。(急斜面をダッシュで駆け下ります)
この血糖値が下がった時に、イライラ・だるい・眠いといった症状に襲われたり、また甘い物が欲しくなって食べてしまうんですね。
この血糖値が急激に下がることが心の不安定さの原因です。
これを1日に何度も繰り返していたらどうだろう?
朝ごはんの後、昼ご飯、おやつ、夕食後…1日中、心が不安定になってしまうかもしれないね。
甘い物を見る目が少し変わりましたか?
血糖値が上がると言っても、私は白いご飯はしっかり食べた方が良いと思う派です。
それについても、そのうち書きたいと思います。