前回のブログの最後に、
「次回予告」 あずき2号とジェントルマン
と書きましたが、それは次回に持ち越して、
今日は、昨日参加した松木正さんのお話会について書いていきます。
今回、松木さんのお話は、
・生まれた時のバース・トラウマについて
・10歳までに自己肯定感を育てておくことの大切さと、その後の生き方・人格への影響について
・小学校での友達関係について
・あるがままでOKの関係と、条件付きでOK(支配する、操る)の関係について
・積極性←→消極性、主体性←→客体性(人の期待や視線に過敏)の2軸について
など全体を通して、子供の頃に形成された愛着の問題が、その後の生き方・人格形成にどのように影響していくかというお話が中心でした。
松木さんの説いておられる
自己肯定感を育てることの大切さについては、
私も全くもってその通りだと思いました。
お話会の内容に興味のある方は、この本に大事な部分の多くが書かれているので、ぜひ読んでみてください。(松木さんの新作です)
- あるがままの自分を生きていく ~インディアンの教え/大和書房
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
といいつつ、それだけではピンと来ないと思うので、
本の内容を少し紹介します。
「親子関係で傷ついた人は、小さいころからのマイナス貯金が貯まりに貯まっている。
その傷を癒すには、親以外の人からのプラスの行動や反応や言葉をいっぱい投げ入れてもらうことだ。
あふれるほどプラスのコインが入って、ようやく立ち直っていくことができる。
マイナスのコインを手ばなして心にすき間を作ることも必要だ。」
(『あるがままの自分を生きていく インディアンの教え』松木正さん著(大和書房/2013/P138)より引用)
まず、マイナスのコインを手放すことから。
それにはやはり、
信頼できる人に聴いてもらう、受け入れてもらう、共感してもらう。
そして、自分の感情に気付き、それを感じること。
※あくまで無理のない範囲で。一人で無理しないことが大事です。
そして、自分自身に対して「それでもいいよ」と伝え続けて、
カッコ悪い自分も含めて受け入れていくのが効果的だと私は思います。
「それでもいいよ」については、こちら参照 → ⑥ 自分を受け入れ許し続ける
※症状によっては、適応しないこともあります。
悩みや辛さは、受け入れることで軽減されていく。
受け入れてもらうことでも軽減されていく。
それが結果的に、マイナスのコインを手放すことになるのではないかと思います。
そして、人からたくさんのプラスのストローク(行動や反応や言葉)を受け取って心のすき間を埋めていき、それがやがてあふれるくらいになっていく。
そうなる頃には、心の傷が癒され始めていることを実感できるのではないでしょうか。
※薬による治療や、休暇・休息をとることが何より必要な場合もあります。
※もちろん、個人差もあります。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
今回も、松木さんのお話から、たくさん学ぶことができました。
また、松木さんのお話の進め方や構成などを観て聴きながら、
「自分ならどのようなお話会を作り上げるだろうか?」
ということを考えることもできました。
松木さんは、ホワイトボードに貼り付けるイラストや文字、縄、ボール(?)などを用いて、とても分かりやすく説明しておられました。
私だったらどうするだろうか?
今後、勉強を重ねながら、自分の形というものも考えていこうと思います。
松木さんは、ネイティブアメリカンの世界で鍛えられているだけあってパワフルな感じ。
私はヤギの世界で鍛えられている(笑)ので、もう少し優しい感じになりそうです
まぁ、そのあたりは、人それぞれのカラー・持ち味でいいんじゃないかなと思います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
お話会の後は、美味しいお食事と楽しいおしゃべりの時間でした。
普段、外食やコンビニ弁当ばかりを一人で食べているので、心と体が喜んでいました。
とても充実したお話会でした(^-^)
松木さん、主催者さん、参加された皆さん、素敵な時間をありがとうございました!
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!
「次回予告」 あずき2号とジェントルマン(笑)