どうぞ比較してください | あがり症・パニック症・対人恐怖は「あるがまま」で克服できる!

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不安障害を自ら体験し薬を使わずに自力で克服した、精神医学を学び続けるカウンセラーのブログです。
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こんにちは~。


仕事中ですが、気分転換にブログ書きます。(笑)


最近『』(斎藤一人さん、柴村恵美子さん著)という本を読んだのですが、その中から心の問題に通じるお話を一つ引用します。



『この世の中は必ず比べられるんです。『自分は誰かと比較されたくない』と言っても、洋服屋に行けば、『あっちよりも、こっちの服がいい』って自分は比較してるんだよね。

だから、『比較されるのがイヤだ』って逃げるんじゃなくて、『どうぞ比較してください』って生きていかなきゃダメなの。


(『器』斎藤一人さん、柴村恵美子さん著(サンマーク出版/2012/P56-57)より引用)



確かにそうですよね。


服屋に行けば服を比較するし、スーパーに行けば野菜や果物を比較する。


本屋に行けば本を比較し、他にも一日中比較ばかりしています。


比較して選択しています。


対象がモノの場合だけでなく、人のことも選択しています。


仕事を頼む相手、電話をかける相手、会いに行く相手、教えてもらう相手などなど。


常に比較して選択しています。


私がカウンセリング・ルームを開業したときに来てくださるクライエントさんも、当然他と比較して来られると思いますし、今の取引先も常に私と他を比較しています。


もちろん、私も取引先や仕事内容は比較して選択しています。


このように、常に比較しているし、常に比較されています。


だからここで、「比較されるのがイヤ」と言っても始まりませんよね。


なので、「どうぞ比較してください」という形に心をシフトしていくことになるのですが、


今までずっと「比較されるのがイヤ」と思い続けてこられた方にとっては、 ハードルが高く感じられるかもしれません。


私自身も、比較されることをいつも恐れていました。


自分は、比較ばかりしていたのにもかかわらずです。


でも今では、「どうぞ比較してください」が定着しています。


※8~9割程の割合で。


生きるのが、ぐっと楽になりました。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


では、どうやってそうなれたかを振り返ってみると、


「どんな自分でも、受け入れ続けること」


「上手くできなかったとしても、挑戦(ほんの些細な事でも)した自分を褒めてあげること」


そんなことを続けてきた結果だと思います。


※それが全てではありませんが。

詳細は、ブログテーマ「体験談・打ち明け話・ノウハウ」の記事にたくさん書いていますので、興味のある方は見てくださいね。


結局、比較されるのが怖いのは、自分で自分を受け入れていないから。


今の自分をまずは受け入れて、そこから変えていきたいところを少しずつ変えていけばいいと思います。


「一人では難しいな、誰かに伴走してほしいな」と思ったら、信頼できるカウンセラーを訪ねてみてくださいね。


信頼できるカウンセラーの条件の一つは、精神医学に詳しくて見立てがしっかり出来ること。


これが出来ないと、見当外れな結果に終わるだけでなく、傷付けられかねないので注意です。


風邪を治したいのに、健康な歯を削ったりするような、ズレたことやってる人多いと聞きます。


私自身はしっかり勉強して、実践練習も積んだ後で開業しますので、ご安心を。



今日も、ありがとうございます!


皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!



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