こんばんは~。
産業カウンセラー養成通信講座の5月に提出する課題レポートのテーマが「私自身を語る」ということで、自分自身がどんな人間であるかを振り返ることが最近多いです。
自分の思考や行動等について、様々な要素を思いつくままに紙に書いたりしています。
そして、書いたものをつなぎ合わせてレポートを作成しようと思っていたのですが、せっかくだから性格学の勉強も兼ねてエニアグラムで自分の気質を調べてみようと思いました。
※気質とは、生まれ持った先天的な性格のことを言います。
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エニアグラムでは、いくつかの簡単な質問に答えて点数を付け、自分が9つある性格タイプのどれに当てはまるかを判定します。
早速私も質問に答えてみたのですが、私の場合1つの性格タイプのみが高得点という形にはならず、どれが自分の性格タイプなのかを絞りきれない結果となりました。
9つあるうちの2つの性格タイプが高得点となったのですが、どちらも自分に当てはまっているような気がしました。
そこで、本を替えてもう一度やってみました。
※1度目は『エニアグラム あなたを知る9つのタイプ 基礎編』という本で、2度目は『究極のエニアグラム』という本で判定しました。
すると、一冊目の本とはまた違った結果が出て、さらに自分の当てはまる性格タイプが分からなくなりました。
それでも、様々な質問に答えたり判定結果を読むことにより自己洞察が進んだので、やってみた意味はありました。
これからもっと読み込んで、自分自身の気質やエニアグラムに対する理解を深めていこうと思います。
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実は、エニアグラムの最終目的は、自分がどのタイプに当てはまるのかを知ることではありません。
それについての記載をここで引用します。
『エニアグラムのねらいは、「気づくこと(アウェアネス)」により、性格の自動的反応を止めることです。
性格の持つメカニズムを明らかにすることによってのみ、私たちは目覚めることができます。
性格からくる自動的反応を見ることができればできるほど、私たちはそれと一体化(同一化)することが減り、より自由になれるからです。』
(『エニアグラム あなたを知る9つのタイプ 基礎編』ドン・リチャード・リソさん&ラス・ハドソンさん著、高岡よし子さん+ティム・マクリーンさん訳(角川書店/2001/P35)より引用)
「気づくこと」、そして「性格の自動的反応を止めること」がねらいのようです。
確かに、子供の頃の体験やそれ以降の体験が自分の気質とどのように関連してきたかについて改めて考えるきっかけとなり、そこには気づきがありました。
そして、認知行動療法でいう自動思考にあたるもの。
それには、後天的に身に付けたものや環境や他の人から受けた影響等だけでなく、先天的な気質も大きく関わっているのではということを、自分自身の体験に当てはめながら気づくこともできました。
自分自身の気質や過去の体験についての理解を深めたい方は、試してみてはいかがでしょうか。
エニアグラム、お勧めします。
今日も、ありがとうございます!
皆さまが、笑顔いっぱいでありますように!
私は、2日間仕事をさぼってしまったので、明日は真面目に仕事します。
↓アプローチ(質問方法)が少々異なっているので、できれば両方試された方がより気づきや理解が深まると思います。(もちろんどちらか一冊でも得られるものは大きいと思います。)
- エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)/ドン・リチャード リソ
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究極のエニアグラム性格学―人の性格って、おもしろい!/竜頭 万里子
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