ベストセラー作家黒川伊保子さんの脳科学の一文の紹介。

 

渾身の一押しが閃きやすい女性の脳は、顧客の臨場感たっぷりに想起して

 

「あ~これしかない!」に一気にたどりつくことがある。

 

そうすると、他の候補の説明をするのがばかばかしく感じてしまい

 

「当然、これしかない」というように提案を押してしまいがち。

 

しかし閃きそのものが少ない男性脳は、この確信の根拠がわからない。

 

このため、これらの行為を「ごり押し」「決めつけ」「思い込み」と、

 

とらえてしまうのである。

 

したがって、男性への提案書には、一押しがあったとしても、

 

”見せ提案”を添えて複数の候補をあげることだ。

 

また何らかの数値を添えて、表やマップで比較検討をしておいて

 

あげるとさらに安心する。

 

女性脳から見たら「新商品に対する未来の顧客感性を測るのに、

 

過去の実績をいくら数値にしても意味がない」と思えることでも

 

それでいいにである。

 

”複数提案と数値そろえ”は、男性脳を安心させる。それが大事である。

 

女性の中には「複数提案では、私の提案が伝わらない」と心配する人も

 

いるが、男性が安心さえすれば提案はスムーズに通る。

 

けれど、男性に聴く耳がない場合は、「君は感情的}」という低い評価につながる。

 

悲しいことにデキル女性が心底うんざりするのが

 

様々な「別解」をくっつけて説明をしなくてはならないときに。それが続くと

 

周囲が馬鹿に見えて、モチベーションが劇的におちる。

 

女性は、客観評価ができないのではなく、客観評価に興味がなく

 

それに付き合うのがうんざりするのである。

 

客観評価しか意味のない学会や

 

数字すべての経営ボードに参加が少ない女性は、時間の無駄と思う

 

女性脳の特有のものがあるのである。

 

経営陣に女性が必要なのは、組織にしなやかな発展をするためには

 

女性脳が必要なのである。

 

どういうことかというと

 

数字の後ろには、顧客の感動や笑顔があることを忘れてはならない。

 

男性脳だけでは、顧客の満足度までを考える発想が難しいのである。

 

企業の発展には、女性の力も必要なのである。

 

経営人の方は、脳の違う女性を育成するのは難しいでしょうけれど

 

企業発展のために、女性の育成も大切です。

 

心のかあちゃんも長らく男性の職場で勤務してきました。

 

もう少し男性脳を理解していたならば

 

粘り強く発言ができたのではないかという反省点を感じます。

 

しかし、女性目線の提供を会社への貢献として残せたのではないのかという

 

自負もあります。

 

本質的な企業存続のために、女性の是非頑張っていただきたいと思います。

 

心のかあちゃんより

 

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