この話は女性は聞くと
辛い人もいるかもしれない

性についても
今辛い人は読まないほうがいいかも

私は全てが最初から幸せや
愛を感じてたわけではなく

いろんなことがあった
それでも今幸せに思う


その上で過去のことを
ここから話すからね




私は昔 ネットで
出会い系をしてたときがある

10代の半ばとかだったかな
そして今は30代でーす

出会い系を始めたときは
とても軽い気持ちで
主に恋ばなをしたりしてた

そしてその中で
何人かとあったことがある

だけど
その中には最悪な出会いがあった


あるとき
一人の男性と
あそぶことになり
その人の地元で会うことになった

そしてその人の家にあそびにいった

だけど

家に はいったら
何をするでもなく

突然
キスをしてこようとした

そして

セッ   クス しないなら帰れ

と言われた

私は驚いたし
少し怒りも感じて、
私は帰るといって家を出た

そこはあたしの地元から
少し離れていて
電車で私は来ていた

はじめて来た場所だった

それでも私は外に出て
歩いてたら

送るよって呼び止められた
そう言われたけど

私は
いい、送らなくてもいい
と断ったが
何度か言われた
キレられても怖かったから
わかった っと言って
その男の車に乗った

それがどんなことになるかも
その時は予想もしてなかった
普通に送ってくれるんだと思ってた
私はそんな気持ちで
乗ってしまったのだ

ここからが地獄の始まり

この時点で想像できると思う
辛くなりそうだったりするなら
読まないでね

車をはしらせて
少ししてから
なんだか変だと思った

だいぶ薄暗くなっていた
町からはどんどん離れて
明らかに帰る道ではなかった

道違うよね、どこ行くの?と
私は言った

そしたらその男は
近道だから  って

そんなわけない

さすがにそれは分かる

だけど車は止まらず
もうUターンもできない

少しづつだけどなんだか登ってる

周りからしだいに
建物が見えなくなって

木が所々ある

暗くてよくは見えなかったけど

上ってることだけはよくわかった
そして町の中ではなかった

その時点でもあたしは
まだこれから何が起こるかなんて
想像もしてない

まさかあんなことを言われるなんて
思ってもなかった

しばらく登り

あたしはどこ行くんだろうと
ただそう思ってた

そしてようやく車はとまり

男は着いたよ  と言った

ここどこだろう?って見てみるけど

車のライトでしかなくてよく見えない
なんか広かった
どこか高いところ

夜景が見えるわけでもなく

ただ車のライトで丘にいることが
分かるだけだった


そしたら男は突然

着いたから降りて

と言い出した

あたしは

やだ って言った


そしてその男はこう言った



友達を呼んでまわされるか
それとも俺とやるか
どっちかを選べ 

そう言ったのだ

まさかここで下ろされるとも
思ってなかった

そして
その男はまだ諦めてなかった

私は考えた

ここで一人にされても
かえれるのかわかんない

まわされるのは嫌だ

逃げたところで相手は車

そもそも降りたところで
なにもされない保証もない

私は

わかった
あんたとやる

と伝えた


そこには
公衆トイレがあって
そこにいれられた

そこは個室で広かった

便器と鏡があった
やたら大きい鏡で
それを私は直視できなかった

私は自分から服を脱いだ
服を破られたくなかったから

強引にされるのはイヤだった

そして声も出さぬまま

終わるまで
私はただの人形となった

涙も出てこなかった

ただ終わることを願った

そのあとその男は

送る、今度はちゃんと送る
とそういった

そして私は再び車に乗った

そして着いたのは
その男の地元の駅で、
そこに私はおろされた

私は途方にくれた

そこは田舎で
駅の電気ももうついてない
ほぼ真っ暗に近かった

車も通ってない

誰も歩いてない

そこには私一人しかいなかった

近くにコンビニがひとつだけあった

どうしようかと思った

そして思いついた
その頃よくあそんでくれた
仲のいい男友達に
電話してきてもらうことにした

何があったかは説明した

そしたら
なんでその前に連絡しなかったんだと
怒られたけど
そのときにはみじんも思いつかなかった

病院いけとか
警察とかいわれたけど

いけるわけない

最後は自分で選んだことだったから

そうじゃなくても
とてもじゃないけど言えない

親ももちろん知らない
なにもなかったように
家には帰ったから知るよしもない
知らせる必要もない

私がそんな目にあってたことを
今も知らないままだ

そしてそれは

この一度じゃなかったんだよ

同じようなことはまた起きた

そのときも私は受け入れた
逃げようともせず
抵抗さえもしなかった

諦めてやられることを
私は選んだ
二度も選んだ

これ以上なにかされたくない
服を破られたくない
殴られたりしたくない
力使われたら

そんな防衛本能のほうがつよかった
のだと思う

いま書いててそうだったんだと
気づいた

下手に暴れたらどうなるか分かんない

受け入れてしまったほうが
楽だったからだ

彼らはあたしを道具としかみてない

気持ちなんて考えてない

そんなやつはなにするかわかんない

道具と化して人形になる
もし抵抗してこれ以上
事を大きくしたら
力ずくで押さえつけられたりしたら

もはやなにもできない

暴れることもなく
声をあげることもなく
抵抗もしなかった

ただの人形になって
大人しくやられたほうが
争いにはならない



まーこれを聞くとね

色々思う人もいると思うし

似たような経験をしたことが
ある人もいると思うのね

逃げれば良かったのか
もっと抵抗してたら良かったのか
叫べばよかったのか
そもそも
家に行った自分が悪いのか
つよくイヤと言えばよかったのか

そう考えたりもした

だけどその時の
私はねそうすることで
自分を守ったんだ

受け入れてしまうことで

少しでも傷つかないように

どうせ力では勝てない

ただ受け流して人形になった

だから深く心は傷つかずにすんだ


まーでもね

そんなこともあったけど

違う人もいたんだよ
とても素敵な人だった

ここからは少しいいはなし

その人はね親切だった
誰よりも話を聞いてくれて
会ったときは守ってくれた

ガラの悪そうな人達が近くにいて
その時守ってくれた

誕生日のお祝いもしてくれた

会って話しをした

手は出してこなかった

本人はなぜか
「キスしなかった、偉いでしょ」
的なことを言ってた

アホだなーって思ったよ
別にえらくねーよと思いいつつ
それもかわいいと思った

多分
体目的ではないよと
伝えたかったのかな?

紳士でしょ?てきな?

もちろん彼にあんなことが
あったことは言ってない

それからあることがきっかけで
つきあうことはなかったけど

大切にしようとしてくれてたことは
伝わった

なんか優しさは感じた
ちゃんと見てくれてたから

カラオケにいったとき

ケツメイシの
「幸せをありがとう」を
歌ってくれた

きっとずっと忘れない


いろんなこともあった

素敵な人ももちろんいて

好いてくれる人もいた

嫌な出来事は嫌な思い出

だけど

優しさに触れたとき感動した

友達でいてくれることだったり
そばにいたり
気にかけて
心配してくれたり

そんなとき
みんな優しいナーって思う

その時はさ
もうあんなことも忘れてるし

てか
今書くまで思い出しもしなかった

優しい人たちに出会うと
私は恵まれてるナーって感じる

なんか今ふと思い出して
このはなしもしとこうかなって

今さら知られても平気だし

ちゃんと過去になったんだなーって
あらためておもったよ

思い出してた頃は
あいつら最低って思ってたし

そんな目に自分があったなんて

いまじゃ信じられない

まーあのときのあたしには
それを選ぶことしかできなかった

過去のことだから
もうなんとも思ってないよ
私は大丈夫

大好きで大切な人にも出会ったし
大好きな人がいる

楽しくしてる

心配はいらないよ

自分が選んだことは間違ってない

きっと大丈夫

そんな目にあったあたしでも

今は幸せだよって言えるんだ


あなたも幸せになれるよ
絶対にね
100パーそうなる


まーそのとこは辛かったのか
と言われるとね

辛かったと言うよりは
もう仕方ないことだった

であってしまって
それで

そうするしかなかったから

それが楽な道だったから

押さえつけて
殴られたりして
かんじがらめのなかやられるのか

もうわかったと受け入れてしまうのか

後者しかなかったのよ

そんなにやりたいならどうぞ
だけど乱暴にはしないでね

って

そんな感覚

あるひとはさ
多少もみくちゃにされてでも
逃げようとしたのかもしれない

だけど

それもありで

そしてそれはあたしにはできなかった

それでいい

それも後悔はしてない

やってしまったことも
やられてしまったことも

どうしようもないから

あいつら責める気持ちより

まーしょうがないって
気持ちのほうが大きいかな

だって殴られたりしたらやだもん

まーそれに昔のはなし

20年も前のことだからね

もうどうでもいいことよ

だけどさ

もっと慎重になってたらって

もし同じような思いをして
そうやって自分を責めてるなら

それはやめてあげて

あなたはなにも悪くない

そんな自分を許してあげてほしい

だって仕方ないじゃない

それで殺されてたら?

あたしはいまね思ったんだけど

ラッキーだったよ
乱暴にはされなかったし

幸い病気もらったり
妊娠したりはなかったから

それでももし
そうなってたとしても

それはそれで何とかしてたと思うし

それもまた自分で選んでたと思う

ある意味無事に帰ってこれただけ

よかった

それで殺される人だっている

その時はさもう男を恨むだけ恨むよ

最低最悪

自分の身を守るって

それもさ一人じゃできないのよね

誰かに頼ったり
助けてもらったり

そういう人が近くにあないときもある

そんなときに何かあっても

自分を責めるのは違う

親が持っときにかけてたらって

それも違う

それでもするときはする

私がね自分のパートナーなら

その男を殴りたいだろう

腹もたつよ

悲しいしムカつく

同じ男であることが悲しい

それでもさ

やりたい盛りだとしてもさ

もう少しさ相手の気持ちをって

まーね

こんな話はなるべくしたくないから

今回かぎりです

もうなんかねいたたまれないもの

あのときの自分を救ってやれないし

いま幸せにくらす

それだけよ