朝から微熱と体のだるさでダラダラしてました。
まあでも理由はわかっているのです、
病気でもなんでもなく、注射の副作用。
今日はせっかくだからそれをじっくり味わってみるのも
何かしら発見があるものだなっていう話です。
注射っていっても、今はやりのコロさんのワクチンとか
そういうことではなく
普通に持病の多発性硬化症の再発予防薬の注射です。
二日に1回自分で打つことをもう10年くらいつづけています。
これが、また打った後、副作用がでることがあるんですね。
でるものととしては
頭痛や、熱とか、悪寒とかインフルエンザ様症状といわれています。
薬をはじめたての10年前は
とにかくその副作用が強くて、
これ、ほんとどうなの身体にいいんだか悪いんだかって
思うようなこともありました。
もともと風邪でも薬飲むもんかな私だったので
結構葛藤ありました。
でもちょうどいい例えを聞いたのですが、
副作用を恐れて薬を打たないのは、
道端で転ぶことばっかり恐れて
車にはねらる対策をしないこと
となんですってね。
副作用って薬にはなんにでもあるみたいなもので
個人的には
健康で文化的な生活を送るための税金みたいなもの
なんだろうなって思っています。
でもその税金のような、副作用も
打って時間がたつと
身体がなれてくるのか症状がやわらいできます。
10年も打っていると初期のような
絶望的な副作用はでないのですが、
たまーに初期に比べて軽いものがでることがあります。
それが今日出たっていう話なんですが、
まあ
快か不快かっていったら不快ですよ。
でも今日はなんとなく味わってみようっていう気持ちになったんです。
注射を打ってしまったらその薬は私にはもう見えませんけれど
確実に身体に作用しているんだなっていうことに思いをはせてみたんです。
目に見えない調査兵団が
私の身の中で免疫のバランスをとってくれているんだな
その証拠なんだなっていう。
そうやって味わっていたら
私には到底扱えないミクロなことをこの注射はやってくれていることにも
ありがたいし、
慣れたとはいえ、自分で注射を打つということをずっと続けてたことも
すごいことだし。
(最初はもう、誰か一緒にいるか、誰かと電話しながらでないと打てなかった)
ああ、生き残ってきた自分によくやったグッジョブと
それをとりまいてくれた環境や人たちに感謝がわいてきました。
というとこまでいきついたら
あ、今日の副作用ダンジョンのゴールはこれだなって気がしてきたので
さっさと副作用症状のための薬を飲みました。
まあ、最初から飲めばいいんですよ。
初期の頃は注射打つと同時にセットで飲む
みたいな感じのものだったんですが、
これもまた効果がすごくて、
私は普通の頭痛の時はさとう式リンパケア
で治ったとかやるんですが、
それをしても治らない頭痛とかも
1時間もしないうちにとれる。
今飲んで30分くらいなので、
もうちょっとしたら効果コンプリート。
効いたら今日も楽しい一日をすごそう。
副作用でちょっと遊んでみたっていう話でした。


