あなたは教師です。
さて、教師は何業に分類されるでしょうか?
そうです。専門職です。
教師は職業分類では専門職です。
専門職、って何か偉そうですね。
そうですよね。
「先生」「先生」と尊敬を持って呼ばれます。
でもね、「自分は偉いんだ」という意識では
うまくいきませんよ。
私はある時期から
「教師はサービス業だ」と思うようにしました。
そしてそう考えた時から
生徒、保護者との対応がスムーズになりました。
関係する地域の方から頼られるようになりました。
例えばね、学校にはよくPTAの役員がきます。
会議したり、書類を作ったりします。
そのとき、手慣れている役員なら、
教室の鍵もすんなり借りられるし、
印刷もさっさとできます。
でもね、不慣れな役員ならまごまごして
困ってて、優しそうに見える教員に頼ってきたりします。
そのとき頼られる教員になりましょうよ。
できたらこちらから声をかけてあげましょうよ。
困っている時に助けられたらどんだけ嬉しいか。
その親はあなたのファンになります。
よそのクラスの生徒の親でもです。
あなたのファンを増やしましょう。
それが保護者とうまくやっていく秘訣なんですよ。
そうやって親切にしていくと
あなたの雰囲気が変わります。
そして職員室の入り口から
見えない席に座っていても
あなたを知らない親でも
あなたの匂いを嗅ぎつけて
頼みごとをしてくるようになります。
ちょっと大変ですが・・・
でもそれがいいんです(^^
あなたが誠意を持って対応した方達との人間関係は、
思わぬところで貴女を助けてくれたりするのです。
それからね、親と話すのが苦ではなくなってきますよ。
そうして何より、
「人の助けになること」は
あなたをなんとも言えないいい気持ちにしてくれるのです。
ホスピタリティ
「思いやり」「心からのおもてなし」
ぜひぜひ身につけてください。