こんにちは!

晴れる屋まゆこです

 

 

 

 

友人Kちゃんから、

「執事カフェに行ってみようよ」

と、あるときお誘いを受けた。

 

 

 




 

ときおりこんなふうに、

自分の中に発想が無いことを、

友人によって新しい世界に

踏み込むってけっこう刺激的。

(そーーいえば、坊主バーとかも

友人に誘われて行ったんだった、、。)

 

 

 

 

で、

コロナ禍になって

この執事カフェが

自粛休業になったときにまず、

その「なりきりぶり」を知った。

 

 

 

 

そのホームページには、

「お嬢様のご健康を第一に考え、、

お店をしばらく休業いたします」

的なことが書かれていて、

 

 

 

 

この状況下でも、

「お客様」と書かずに

「お嬢様」と書くんだなー、

と好感がもてて、

いっそう興味が湧いてきたのです。

 

 

 

 

さて、

その後なんとか行けることになり、

驚いたー!

って思ったことがあったんです。

 

 

 

 

それは、

友人と二人、

執事な方々から、

「お帰りなさいませ、お嬢様」

と、まさしくお嬢様な接待を

受けてるときに、

 

 

 

そのゴージャスな店内を

なんとなく見渡してみたら、

 

 

 

 

え?

「満席じゃん??」

 

 

え?

「お一人さまが多い??」

 

 

 

 

というところ。

 

しかも常連っぽい

「お一人さま」が多い。

 

 

 

 

まだまだ新参者の

わたしたち二人は、

自分たちがお嬢様になりきるのに必死で(笑

 

 

 

マスクをした若い執事の対応力に、

言葉遣いも含め、

ただただ関心していて笑

 

 

 

 

なんたって、

いっさい「素」を出さない。

あくまでも執事としてのスタンスで、

どこまでも丁寧に接してくれる。

 

 

 

執事が言うには、

わたしたちお嬢様は普段、

外の世界でいろいろお疲れだという(テイ)で、

 

 

 

あくまでも、

こっちのお嬢様の世界が

本当の世界で、

制限時間が来て

お店を出るときは

「行ってらっしゃいませお嬢様」

と言われ、

 

 

 

頭の中には一瞬、

あれ?

どっちがホントの日常だっけ?

という思考が広がってくる(笑

 

 

 

 

食事をしつつ

たった90分の体験だったけど、

「体験」に勝るものはないなー

と思ったのは、

 

 

 

 

自分がそれなりに

いい気分になっていたこと(笑)

 

 

 

あぁきっと、

このいい気分を求め、

「お一人さま」の常連が増えているのかな。

 

 

 

帰りに友人と二人、

カフェで感想を喋りながら、

 

 

 

 

「なんていいシステムなんだ!」

 

 

というところに

話しは落ち着いた。

 

 

 

 

ホストクラブのように

高額でもなければ、

接触もなく、

ただただ夢心地の世界観を

味わえる。

 

 

 

役になりきったプロたちと

こっちもお嬢様、奥様になりきり、

ちょっとした演劇の世界を

味わいつつも、

 

 

 

これ、

この感覚、

いーーーーではないか!

と、思える空間。

 

 

 

 

と、

何が言いたいかというと、

 

 

来店前に、

なんとなく想像がつき、

こんな対応をしてくれるんだろう、

って頭で思ったとしても、

実際に自分を大切に扱われるっていう

リアルな体感が、

 

 

 

例えば、

心の世界でよく言われる

「自分を大切に扱う」

っていう創造力をわかりやすくしてくれるよね~

ってこと。

 

 

 

 

お一人さまの常連さんが

どのくらいの頻度で

通ってるかは知らないけど、

 

 

 

 

とにかく、

「自分を大切に」

っていうイメージが湧かない人や、

自分を粗末にあつかってる?

っていう時なんかは、

おもしろい場所なんじゃないかな。

 

 

 

 

あと、

役に「なりきる」ってことで、

今の自分が(無意識に)何を演じてるか、

そんなことも思っちゃったりね。

 

 

 

 

とかく「いい気分」ってのは、

こんなふうに味わいに行くのもいいよね。

 


ではまたね!