ずいぶん前に、
両親が、都内に住んでいた祖母を引き取って、
介護していた時期がありました。
心臓が悪く、
残りわずかな日々を長野で生活するために、
祖母がいざ両親と同居すると、
実の娘である母に、
思いもよらぬ気持ちが湧きあがってきたようで、
祖母に冷たく当たることがありました。
後から聞いたら、
最初は、介護してもいい!って思ってた、
けど、いざ同居したら昔の思いがフラッシュバックして。。
と言ってたんです。
こんなふうに、
「頭では」介護してもいいって思ってても、
心が抵抗したり、
そもそも、
昔、親といい思い出がなく、
「介護したくない」
ってことも聞いたりします。
したくなければそれでいい!
けど、「したくない」ことにザワついたり、
罪悪感が湧いてくる場合は、
親の面倒は子がみるもの。
長男の嫁は、旦那の親をみるもの。
などなど、
気づけばいろんな「べき」に囚われている時。
で、
親を嫌いな自分を責めたり、
親を介護したくない自分を責めたり、
そんな「罪人」になる必要なんて無いんです。
わたし、その当時は、
祖母に冷たく当たる母を見て、
母を責めました。
でも、
今思うと、母は、そんな自分を、
母自身が一番責めていたんだなと。
頭では、そうしたい!そうするべき!
と思っても、
そう出来ない!優しくできない!
したくない!!
って「思って」いいんですよね。
思い込みに囚われていると、
「そう思っちゃいけない」って言う人、
結構多いんです。
自分が「思う、感じる」ことって、
自然で、最優先で、一番尊重してあげたいことだよね。
やりたくない!という気持ちを封じ込めて、
やらなくちゃ!と思い行動することのストレスって相当すごいから、
まずは、
「親なんか嫌いだーーーー!!!」
「介護したくなーーーーーい!!!」
って、言ってみてください。
吐き出さないままに、
「やっぱ介護するべきだよね」と、
考えがガチガチになると、
つらく動けなくなっていくから。
だから、まず「思い」を吐き出すことで、
気持ちに変化が出てくる。
心に動きが出てくる。
すると自然にいい感じのところへ落ち着く。
親を嫌いなまま、淡々と何かサポートすることになるかもしれないし、誰かにサポートをお願いするかもしれないし、自分の気持ちを優先させるいろんな形がある。
これ以上、自分を傷つけずに、
まずは自分の心の中にうずまくものを吐き出してみてね♫
作ったら、すぐ溶けはじめる自家製アイス!
が、冷凍庫に冷やす間もなく食べたい私!笑
こちらより↓
http://www.mag2.com/m/0001646374.html