他の人は、うまく生きてるように「見える」




、、ということを、
身をもって感じたことがあります。




それは私が、はじめての育児で
右往左往してる時、
たまたま誘われて行った講演会で、
衝撃的な体験をしたんです。



テーマが「幻の子育て」だったかな。
女性ジャーナリストによる、
取材を元にしたなるほど!な内容でした。



その後の「質疑応答」の時間に、
次々といろんな方が
「育児の悩み」を相談していたんだけど、




◎ 子どもを叩いてしまうんです
◎ 上の子が好きになれないんです
◎ 育児が限界です
◎ 今日のお話で号泣でした


などなど、
涙ながらに発言するママたちに
「え????」と驚いた。



なぜなら当時の私は、
育児に自信がなく、
ダメな母親で、
全然うまく出来なくて、
ホントごめんね、、
と思っていた人だったからか、



「他のママ」は、
ちゃんとして見えて、
ちゃんと育児してて、
常識的で、
時間の使い方も上手くて、
人とのコミュニケーションも上手で、
世間話もスラスラで、
それに引き換え自分は、、、
と思っていたのに、



なんか、なんか、
その時のいろんなママの本音を聞いて、




え?
わたしだけじゃ無かったんだ!
みんな悩んでるんだ!
みんな大変な思いしてたんだ!




という衝撃が走ったのです。




あの頃は、なんとなく公園行ったり、
なんとなくママ友と喋ったり、
なんとなく児童館に行くも、
当たり障りのない会話してた気がする。




で、「他の人」が、ちゃんとして見えて、
自分が全然ダメダメに思えるのが切なくて、
段々と気持ちも行動も孤立していったり。



でも!
「相談」してみればよかったんだ。
「ダメだ〜」と弱音を吐けばよかったんだ。
「出来ない」って夫に泣きつけばよかったんだ。
「助けてー」って言えばよかったんだ。




そしたら
「一人で抱えなくてよかった」んだなーって、
今は思います。




愛おしい子どもを、
愛しいと思えなくなるぐらい
頑張っちゃう!っていう
ジレンマは相当なもの。



でも、誰でも通る道で、
みんな大変で、みんな悩みながら生きてる!
ってことを「知る」だけで
心はグーーーっとラクになる。




大丈夫!
その「心の重さ」が、
他の人と自分の比較になるだけのこと。
「うまく」生きようとしなくてもいい(o^^o)