こんにちは
埼玉 心屋流カウンセラー
晴れる屋まゆこです





ある日突然、親がガンで余命を言い渡され
誰にでも訪れる「死」とリアルに向き合い、
「究極の状態」での心の動き、
その間の人間模様、
その間の出来事の記録です。




時間が有限だと知った時、
現実をどう受け止めて、
どう考えて、
どう動いていくか。




大切なあなたに、
読んでいただけたら幸いです。




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目の前の問題はダミー。
心屋流ではそう言う。

〇〇だったら→「普通」は、
重苦しい気分になる「はず」。
それが、
一気に変わった瞬間の体験談。









主治医の「抗がん剤治療どうしますか?」の質問に、母の命を預かった気分になった私の重く沈んだ心が、義妹の熱意によって目覚め、新たな決断をし、その後「ありえない光景」を目にすることに。




そもそも前日の余命告知で「最悪」な話を聴き続けた私が正常な判断ができる状態では無かったし、




よく思い出してみると主治医がその時、
「稀に、抗がん剤の副作用あまりなく数年生きている人がいるんですよねぇ」と、
医療現場では「奇跡」があるってことを
サラっとは言っていた。




が、私の脳はフリーズしていて、
その話が受け入れられる状態では無く。





けれど、
思い込みによる無知による
「抗がん剤治療やらない方向」が、
義妹の熱意に触れて、
「やってみる」という意見を信じてみよう!と私が「選んだ」瞬間だったのだ。




そして、
決断した。




(抗がん剤治療)
「やっていく方向で。Bのお薬でお願いします」



と言うと、



主治医はすぐ
「わかりました!」と、
顔つきが変わり、





そのまますぐに病室へ行き、
私から母に説明し、
その後に主治医が来て母に説明したら、
相変わらずケロっとしてる母は、



「その治療の点滴痛いの?」と聞き、
「点滴痛くないですよー」
と、信頼してる主治医に言われ、




二人で、
まさか、笑い合ってる、、、!?




この日、
ものすごい重苦しい決断になって、
暗くなる悲しくなる、、、はず、、
だった私の「気分」が、




目の前のありえない穏やかな光景を見て、
一気に軽くなった!!!!




(え?え?なに???この展開!?)





心の中で信じられない気持ちと、
自分の思ったことを素直に言ってくれた義妹に
すごく!すごく!感謝していた。




母の笑顔を見つつ病室を出た後に、




「〇〇ちゃん、、、、ありがとう、、、」



心からの感謝と驚きの気持ちを伝えた。




本当に心からそう思った。




「母が末期のガンである」
その事は変わりないのに、
「気分」が180度変わった瞬間だった。


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その後、
父と義妹とお蕎麦屋さんに行った時、
義妹が涙を流していた。




つづく。