こんにちは
埼玉 心屋認定講師
晴れる屋まゆこです
「“幸せ”ってことについて
あらためて考えたことなんてなかった。」
ある時、
とあるセミナーから帰ってきた夫が
こう言った。
もともとは、ビジネスに関するセミナー
だったらしいけど、
そこで講師が「幸せ」について質問した時に
夫は、
その概念が、
わからなかったそうだ。
そうなんだ、、、
私はこの、
「自分は、自分でいい」と、
自分と本心がピッタリくっついた人と
結婚したのだなぁ。
私はただ、
「自分って、自分でいいんだ」
ありのままでいいんだ！
っていう境地まで、
とっても長旅をした人、なんだ。
そこの「違い」
が、分からずに、
ずいぶんと、
「こんな私を、分かって欲しい！」
と、訴え続けていた。
そもそも、
この感情の深掘りせずにはいられなかった
私の、
いや、
自尊心を傷つけられたと思ってる女性の、
その世界観を
分かってくれる男性というのが
世の中には少ないのだと思う。
だから、
年齢容姿に関係なく
「分かってくれる」男性というのは
いつの時代も
「モテる」のだと思う。
そして、
夫婦関係というのは、
この「分かって欲しい合戦」
だったりする。
そして、
女性が特にこの
「分かって！！！」を
強める時は、
「我慢してる時」
「頑張ってる時」。
そうすればするほど、
相手に対して強くなる
「分かってよ！！！」
という気持ち。
だから、
この負のスパイラルを断つのは、
たった一つ。
「自分自身を、
分かってあげて」
ということだけ。
知らないのだ。
知らなかった私も。
あんなに嫌だった
自分の母のようになっている自分に、
気がつかなかったのだ。
嫌だったのに
似てしまう、
なんて切なすぎる。
でも、
そんな自分自身を淡々と知っていく過程の中で、
謎は解けていく。
そう、
今まで敵視し訴え続けていた
夫は、
パートナーは、
友人知人は、
「関係ない」ということを。
彼らは
身を張って
見せてくれる、だけ。
自分の心を写す
鏡のように。
そもそもが、
「分かり合おうとしなくて」いいのだ。
このことが
自分で分かるまで
ずっと相手のせいにしていた。
心の奥は見えない世界なのに、
見える世界に敵を作っていた。
探るのは、
自分の心の奥。
見えない世界に
何を思っているか。
そのパンドラの箱が開かない限り、
見える世界だけで
うまくいかない気がして、
不機嫌になる。
人は相当ガマンづよい。
このパンドラを開けるくらいなら、と、
限りなく我慢する。
でも、
その中には
幼少期の悲しみと一緒に
「思い込み」「勘違い」というのも
たくさん入っている。
だから、
その箱を開けても
大丈夫なんだよ、って、
すでに開けた人が言うけど、
頑なに
それをしない。
なぜかと言えば
まだ「期待」してるから。
今の、見える世界だけで
無償で愛されることを
期待してるから。
はるか昔に、
そうしたら構ってもらえたように
「拗ねる」。
こうしたら
きっとうまくいくはず。
拗ねたらうまく愛される。
我慢と引き換えに愛される。
頑張れば愛される。
昔そうだったから。。。
そうやって愛をもらえたと
思い込んでいるから。
その「思い」が邪魔をして、
いつまでもパンドラの箱を
そのままにする。
大得意な
「我慢」を使って。
夫と
わかりあえなかった理由。
それは、
あまりにも
「自分」を知らなかったから。
私たちは
情報社会の中に溺れつつ、
「知らない」ことが
結構多い。
なぜなら、
「経験」せずに
情報を先にもらうから。
見て聞いて触れて感じて。
この過程をせずに
先に答えをもらう。
そういう世の中になったのだ。
夫とわかりあえない、
人の気持ちが分からない、
そういう人が増えるのは、
一旦は、時代のせいにして、
もしも
自分が、もう嫌だ！
いい気分で過ごしたい！
と、覚悟したなら、
淡々と、
自分を知っていくこと。
その過程に沢山の感情が
詰まりが流れてそして感動するから、
大丈夫だから、
と、
そういうことを
伝えられる自分になって
ホントーーーに、良かったと思う。
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