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国家資格キャリアコンサルタント&マナー・プロトコール講師の大川礼子です。
♪初めましての方へ♪
こちらのブログではプロフィールの通り、キャリアコンサルタント受験対策をメインに書いていますが、私の中ではキャリアコンサルティングの基本姿勢と人間関係におけるマナーの本質は同じものだと捉えています。
専門用語も多少出てきますが、キャリアコンサルタントを目指される方以外にも、ぜひ気軽にお読みいただければと思っています(^^)
ちなみにタイトルに【実技】と入っているものは、CC(キャリアコンサルタントの略)、クライエント(相談者のこと)をそれぞれ「自分」と「相手」に置き換えてみてくださいね。
早速ですが、質問です。
あなたは責任感が強い方ですか?
キャリアコンサルタントを目指されるくらいなので、基本的には「誰かの力になりたい」と思っていらっしゃることと思います。
その願いを現実に近づけるためにも、今日は責任感の強い方がロープレで気をつけたいことについて。
ロープレ実技を受験する際、キャリアコンサルティング協議会(CC協議会)でもJCDAでも、絶対に外せないのがラポール形成ですよね。
これは、試験だけでなく実務においても同じことが言えます。
クライエントさんが胸の内をお話しくださるのも、時に感情が揺さぶられて涙されるのも、目の前のキャリアコンサルタントを信頼してくださるからこそ。
守秘義務があるからお話しいただけるわけではないんですよね。
実務でもとても大事な部分だからこそ、ラポール形成は試験結果に大きく影響します。
責任感が強いあなたは、少し身を乗り出して、耳を傾けていらっしゃることでしょう。
そんなあなたがうっかりしてしまうことは。
すぐに正しいアドバイスをしてしまう!!!
そして何なら、ちょっと押し付けてしまう!!!
例えばあなたが、いつも朝起きられないことに悩んでいるとして。
友人にそのことを相談したとしましょう。
そこで友人が「いつもは何時に寝てるの?」と聞いてきたので「2時くらい」と答えた瞬間に。
「朝早く起きようと思ったら、早く寝ないとダメだよね。」と言われたら、どんな気持ちになりますか?
これはあくまでも例えですが、友人でもないまだ出会って数分のCCが、クライエントさんの気持ちや朝起きられない理由を充分に聴いていないのに、正しいことを言うとどうなるか。
もうお分かりですよね。
CCの考える正解が、必ずしも、クライエントさんにとっての正解になるとは限りません。
できない(早く寝られない)背景に何があるのかをお話しいただくには、丁寧に寄り添って共感していることを、幅の広い質問方法で表現することが大切です。
ご自身の質問の幅を拡げて共感を示し、試験でも実務でもクライエントさんから信頼されるキャリアコンサルタントを目指しましょうね!
*質問の幅の拡げ方を教えてくれる多田塾はコチラ(*外部リンクに移動します)
今日も最後までお読みいただきありがとうございました(^^)