心理セラピストの植松幸子です。





昨日からまた冷え込みが増した福岡地方。

キャンプ用のストーブに反射板とファンを

セッティングしてみました。

キャンプに行きたい〜。看板持ち飛び出すハート


キャンプブームがひと段落してきているという

記事を見つけましたが、私のキャンプ熱は

まだ冷めやらず。



さて、今日は「脇道を作ろう」というお話です。



甥っ子がオーストラリアに帰国して数日経過して

からも写真だけを送ってきた母。

なかなか切り替えられないのかな、と思って

見ていました。



「気持ちの切り替え」が上手く出来るという

のもある程度その部分が健康な状態だからなの

ですね。



引きずってしまう。

執着してしまう。


そんな自分にダメ出しをしなくていいんです。

単に今は状態がそうなっているだけですから

自分の今の状態を知る機会にして下さいね。



私だってそんな時期はありましたし、

「無駄な時間だったな」と思いますが

「それはあの時は仕方がないことだったな」と

受け入れている今があります。



(したくなかった経験には違いないですが、

それがあったから今の自分になれた、と

感じられる状況には出来ているので

ただただ悲観的ではないです。)



ある種トラウマというのはそこに身体ごと留まって

しまっている状態なので仕方ないのですよ。


「もう大丈夫なのかな」と身体ごとわかって

来て徐々に揺らぐ時期を通過しながら

「もう大丈夫なんだ」が定着していきます。


私も3年くらい時間が経過して今は本当に

定着しています。ニコニコ飛び出すハート





最初はセラピストさんとのセッションの時間

だけが凍りついた時間に光が差し込まれる

感じでした。


その暖かさがじわじわと固まった身体を解して

いって、私は特定のアーティストファンになる

活動をし始めて、旦那さんとキャンプを始め、

今は農学校に行き始めています。


私にとっては心理のコミュニティというのは

トラウマの発端になった場所だったので

そこは仕事の場であってそこだけで安らぎを

得ていく事は難しかったかな、と思います。



トラウマというのは「選択肢がない状態」に

身体が置かれていくことで作られていく側面が

あるので、「脇道を作る」ことは回復の助けに

なっていきます。



あっちがダメでもこっち。

こっちがダメでもまたあっちがある。



そんな風になっていると行き詰まりを感じる

ことが無くて風通しがいい。





母の場合も高齢者あるあるですが、自身の世界が

狭くなっていることが関係してくるのかな、と

思います。


だから宅急便で荷物を送ったら着いたかどうか

が気になって気になって仕方ない、とか

その事で頭の中がとらわれてしまう。



脇道を作って世界を拡げる、というのは

自分をラクにしてくれることに繋がると感じ

ます。



さて、筋トレしよーっと。指差し飛び出すハート