私は運がいい。
先生が「ボロボロになるでしょう」と言って、私の妻が内緒で足のサイズを測り、自分の給料で買ってきてくれた。履き潰すまで大切に手元に置いてある。
こういう話を聞いているせいか、子供たちは私のことを非常にラッキーな人と認識しているようだ。

プレゼントの話だけでなく、普段の生活からもラッキーな要素があふれているらしい。私は自分でも自分のことをツキまくっていると思っている子供たちが、そのからくりに興味津々だったので、こんな話をした。

イギリスのある放送会社が行った調査で、運がいいと思っている人と、運が悪いと思っている人の宝くじの当たり率を調べたそうだ。

どのぐらい違いがあったと思うか。

そう尋ねて子供たちに予想させた3倍ぐらい違った、いや10倍ぐらい、もっと違う気がすると子供たちは相当な差があることを予想した。

 

気になる結果は、同じであり、両者の当たり率に差はなかった。

つまり、ランダムに降ってくる分の量は誰しも同じである。考えてみれば当たり前だ。

では、運がいいと思ってる人は、なぜそう思っているのか、ぱっと見この人は明らかに付いているように見える人がいるのはなぜか。

 

実はその人の性格に鍵があったのである

運がいい人ってのは中野信子さんっていう脳科学者の方が著書の中で、あるいはいろんなインタビューの中で答えてることなんですけども、

運がいい人と運が悪い人のその違いを突き詰めて調べていくと、それは何かって言ったら性格の違いだったってことがわかったそうなんですね。

 

性格ってのはどういうふうに判定できるかっていうと、

ビッグ5っていう五つの要素があるんです。

PIC5個の五つの要素が高いとか低いとかね、その人の性格判別できるということならしいんですけども、その五ついいますよ。

一つ目、誠実性、これは責任感とか向上心ですね。

二つ目、調和性、助け合いとか思いやり

三つ目、情緒安定性、感情が安定しているかどうかということですね

四つ目、開放性、これは新たなことへの挑戦する力です。

そして五つ目が、外交性人と積極的に関わる力のことですね

 

これがビッグファイブと言われる五つの性格の要素なわけですけれども

運がいいというふうに自分で感じてる人そして周りの人からもそう見えている人が、

 

この五つのうち二つが明らかに高いという傾向が認められたそうなんです。

有意な差が見られたということなんですね。

もう一度言いますので、運がいい人はどの二つが高いのか予想してみてください。

誠実性

調和性

上場安定性

開放性

外向性

 

はい。このうちの二つが高い人が運がいい人だっていうふうにして伝えてあげると、子供たちもですね、

やっぱ運がよくなりたいと思うんですよ。

だからそんなふうに行動してみようかとか、そういうふうにやってみようかなっていうふうに、その気になったりするということなんですね。