母が自分を取り戻していく




いや、戻るのではなく、自分の足で立ち、前に進んでいる




あるとあらゆる、力と知恵を駆使して





その細い身体の必要のない物を
さらに、削ぎ落としていくかのように



そして、削ぎ落とされた肉体が
深く深く、根付いていく



母はさらに軽やかに歩き始める



笑っている






何を目指しているのだろうか