ずっと避けてきたこと。

本当は自分が求めていたこと。


母に甘えたかった

寂しかった

という 気持ちを 

直接 話してみた。



恨みつらみをいうのではなく、

ただ 思い出話をするように話したい

聞いて欲しい

という 気持ちだった。

******

昼下がりで 眠そうなお母さん。

いつもだと 遠慮して話すことをやめてしまう私だけれど、

この日は 勇気を出して話をしてみた。


なにをどう話したのか忘れちゃったけれど、


甘えたかったのにできなかったこと


いい子にして認めてもらおうとしていたこと


妹が羨ましかったこと


頭を撫でて欲しかったこと


そんなことを 口走っていたと思う。

何度も 泣きそうになって 顔が歪んだ。



それを聞いた お母さんは 

意外にも落ち着いていた。


ごめんね と言い、

薄々 私の思いに気づいていたから

話してくれて良かった と言ってくれた。


そして お母さん自身の気持ち……


小姑から非難されないように 私を厳しく育てたこと


ゆとりがない育児で 私に頼っていたこと


子育てをやり直せたらと 昔を思い出す……


そんなことを 話してくれた。

目には涙が滲んでいた。

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そうか

お母さん 私の気持ちわかっていたんだな。


そう思ったら、心が温かくなった。

そして 私もだけど

お母さんも子育てで 悩みながらも 

その時その時 を懸命にやって来たんだな

という思いが込み上げてきた。





自分の気持ちに蓋をして、

お母さんと 腹を割って話しをしてこなかった。


お母さんは もしかしたら、

ずっと私がこうやって 話しをしてくれるのを 待っていたかもしれない。


私が勝手に我慢して 

子どもの頃の拗ねを 握りしめて

手放さなかっただけなのかもしれない。


かわいそうな私で

居たかった だけなのかもしれない。


もう

甘えたり

寂しいと言っても

大丈夫だったんだね。


いい子ぶらなくても

受け入れてもらえたんだね。


長女が一番甘えて良かったんだね。

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あんなに 我慢していたのは 何だったのかな?

独り相撲どれだけやってきたんだろう?


んーーー

ご苦労さん 私( ̄▽ ̄)


言えると癒える

聞くけれど、

どうなんだろう?


まだわからないけれど、

あれこれ 頑張らなくても

もう、このままの 私でいいかな

という心境になっている。


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話の最後は笑いながら

「大きくなっちゃったけど 撫でてあげるよ」と 私の頭を撫でてくれたお母さん。


「嬉しい♪」と甘えた 私。

とても 幸せな時間だった+゚。*(∀`*)*。゚