私の地獄日記 ~モラハラ・DV・介護…虐げられ奴隷のような結婚生活から脱出するまで~
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

ご無沙汰しております

まだ読んで下さってる方、いらっしゃるかわかりませんが、にゃんまげです。

実は未だ療養中です。


命に関わる病気ではないのでご心配なく。


もうしばらくプライベートでバタバタしたりしますので
申し訳ないのですが、あと数ヶ月したらブログを再開する予定です。


まだこのブログを楽しみにして下さる読者の方がいらっしゃるならば、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。


体調の方は少しずつよくはなってきていますが、病院通いなどで書く気力と体力が追い付かない状況です。
(結構思い出して書くのってパワー使いますよね)

問い合わせのメッセージや再開を願う手紙を下さった友人や読者の方々、ありがとうございました。


地獄生活のだいたい2/3弱は書き終えておりますが、これからますます追い詰められ、恐ろしい事が待っています(たぶんそうだったはずw)


というわけで、これからもこのブログをよろしくお願いします。



にゃんまげ


追伸:このブログを楽しみにしながらも焦らず、なのに微妙に急かしながら、ブログの再開を待っていてくれている

Mちゃん・K美ちゃん・Wさん・N美ちゃん
このブログを書くよう勧めてくれたYちゃん

いつも支えになってくれてありがとう。
これからもよろしくお願いします。

ささやかな意地

猫のトイレだけは見て見ぬふりをしていた。


どうしてもやる気にはなれなかった。




絶対にやりたくなかった。
バカみたいに思う人もいるだろうが、おじいちゃんのトイレや粗相した物を掃除や洗濯するのだけでもつらい。
普段は嫌味や意地悪をされてる相手なのだ。
ある意味屈辱だ。


そして自分が嫌いな人間の世話を押しつけて平気な顔をしている人たち。

本当に大切な猫なら、何ら一言あってもおかしくはない。

猫に罪はない、だから魚くらいは…と思っていた。



最低限の礼儀も知らず、やってもらって当たり前のような態度な人たちへのささやかな抵抗。




どうして私が猫のトイレまでやらなきゃだめなの?
私ばかりに嫌な事を押しつけて、都合悪くなったら逆ギレする、そんな人たちのためにそこまで?



ある日元夫が言った

「お前さあ、主人である俺を立てるって事を知らないの?
猫のトイレの掃除までさせてさあ。
嫁としてどうなの?
そんなんだから俺が怒るんだよ!
だからお前は出来損ないだって言うんだよ!
皆、そう思ってんだよ!」


「どうして私があなたの妹の置いていった猫のトイレまで掃除しなきゃだめなの?
Yがいて、おじいちゃんがいて大変なのに、私はそこまでやらなきゃだめなの?
だったら飲んだくれてないであなたがやれば?」


「うるせえ!てめえは黙って俺の言う事聞いてりゃいいんだよ、このバカッツラ!
俺に猫の臭いトイレの掃除なんかさせんじゃねえよ!」




それから私は猫のトイレも押しつけられる事になった。

しかも時間まで決められて。


猫のトイレはアンモニア臭がして、目にしみる。
Yが眠っている朝早くと昼寝の時に、トイレの掃除をする。

一人で掃除をしながら涙を流していた。


一生懸命砂を掘り起こしていた。
アンモニア臭が目にしみるのと、理不尽さと、どちらのせいかわからないが、ひたすら涙を流しつづけながら。



もっと

俺を立てろ!と元夫はよく言っていた。


実家に帰ると色んな事に文句を言い、ケチばかりつける。


俺がやるから触るな!と怒るのでそうしておいたら


「お前は気がきかない!
どうして俺にやらせるんだ!もっと主人である俺を立てろ!」と怒り狂う。




二階には猫がいる。

Yは軽い猫アレルギーだ。

猫はもとはといえば義妹が拾ってきた猫だ。
義妹が結婚して引っ越す時に置いていったのだ。

冷たいかもしれないが、自分の猫でもない頼まれてもいない猫のために私がどうして世話をしなければならないのだろうか。

当然のように自分の祖父と父親の世話を
「にゃんまげちゃんお願いね~
めんどくさいなら放置しとけばいいからさ~」と言う義妹の猫の世話。


この猫はキャットフードは食べない。
一日三回、小さな魚を焼いてやらないと食べない。
(しかも焼き方にもうるさい)


アレルギーのあるYを下に置いたまま、わざわざ二階に上がって魚を焼いてなんて、簡単なようで手間がかかる。
おじいちゃんがいて、たまにいきなり帰ってくる舅がいて、飲んだくれの元夫がいる…



けれど猫には罪はない。
だから魚だけはあげていた。

けれどトイレの掃除だけはする気にならなかった。



ささやかな抵抗だったのかもしれない。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>