オ-ガズムって.....




セックスは動物の交尾とは違い、「抱きしめる」「長く続けよう」などの心理が働く。また、心理的一体感や精神的なものを求め、相手が喜んでくれたということで、自分に価値があったと思ってうれしくなるのが、人間らしいエロスである。


人間の性行為は互いフイ-ドバックし、コミュニケ-ションし合って行うところに特長がある。こういうことができる相手との間にはじめて人間らしいエロスが成立する。  好意を持ち合った二人が相手への信頼や安心感をもつためには、いきなりセックスというわけにはいかない。


そういう関係になるためには、二人の関係を少しずつ深めていく必要がある。 深めていくには話をし、相手の話を聞くことから始まる。学校のことや友だちのこと、育った街のこと、世の中のこと、家族のこと、悩みについて話したり、手紙を書いたりする中で、こういう人なんだなあとわかっていく。



顔を見て、しっかり語り合い、又同じ本を読み、同じ映画を見、感動を語り合い、共に行動する。そうして関係を深めていくことが大切なのではないかと中学生後半ぐらいになったら語ってほしい。



最近の高校生には、Eメ-ルを何回か交換し、お互いに分かったつもりになって誘い出し、1回のセックスで終わる関係もあるという。それくらい軽くなっている。そんな生徒たちに、例えば、男女のコミニュケ-ションの視点から「語り合う授業」や「小説」を使って、二人がどんなふうに分かり合っていったかを授業している人もいる。こういう授業をつくりだしていかないと子どもたちは、ますます貧困な状況になるのではないか。



性器は大事な仕事している、柔らかい、傷つきやすいところだから、勝手に触れる人は悪い人。不快感を感じたら「嫌」ということが大事だと教えよう。納得してもやめてくれない人がいたら、逃げたらいい。「火事だ」と叫んでもいいし、腹の底から「うお-」と太い声を出すのもいいと伝えよう。  



セルフプレジャ-は、シングルセックスともいう。相手がいないとダメということではなし、1人で生きるということにうしろめたさを持たなくていいということも学ばせてほしい。 



 女性はインサ-ト(挿入)すれば、オ-ガズムに達するかというと、そうとは限らない。なぜなら、ワギナは鈍感で、最も敏感なのはクリトリスである。



相手の男が知らなければ、もっと自分の感覚を教えなさい。 自分の体の主人公になるためには、どこが感じるのか自分でしるべきではないか。








ある調査で、女子の性体験は中学3年生で8%。高校1年生で21%にもなる。中学校は最後の義務教育、その中学校で「性教育」をしっかり教えてほしい。



 愛撫はラブ・タッチング(ペッテイング)といって、互いの親密感を深めるためにする。だから、必ずしも挿入までいかなくてもいいのに、セックスは、挿入しかないと思っている。 生殖や妊娠のためには不可欠だが、二人の関係を深めるには絶対ではない。



オ-ラル(口)や手を使った性行為があることを教えていいのでは。 セックスは二人の幸福のためにあるのであって、どんな行為もお互いの合意、同意がなければ犯罪である。



つづきはこちら↓


「一晩で一生愛される女に変身できる」 ~ツキを呼び込むセックスレス、オーガズム解消、体感法