
横山由依の選抜総選挙はチャレンジである。
その順位はもちろんのこと、檀上でのスピーチも気持ちを伝える一つのチャレンジ。だって彼女は震えちゃうから。
第2回で同期がランクインする中 圏外を経験し、第3・4・5回と着実に順位を上げながらのランクイン。
しかし 何度経験しても、檀上でのスピーチは過呼吸が止まらない。3度目のランクインとなった昨年は、スピーチの途中から猛烈に落ち着くという離れ業を披露し、新たなパターンを見せてくれた。
そして、今年2014年は第6回。彼女はいったいどのような姿を見せてくれるのか、そして徳光さんとの絡みはあるのか。
『徳光さん、今年は大丈夫っぽいです』
なのか、それともやっぱりダメなのか。そもそも司会は徳光さんなのか?
彼女はどうなりますか?

2009年
第1回・AKB48 13thシングル選抜総選挙 加入前
9月 AKB48第9期研究生オーディションに合格、候補生へ。
11月セレクション審査に合格し 研究生となる。
2010年
第2回・AKB48 17thシングル選抜総選挙 圏外
同期から28位・島崎遥香、36位・山内鈴蘭、40位・石黒貴己がランクイン。
10月 チームKへ昇格。
2011年
第3回・AKB48 22ndシングル選抜総選挙 19位

AKB48チームKの横山由依です。
徳光『大丈夫か?深呼吸しよう。
えー横山由依の深呼吸をご覧いただきます』
あの~、まず最初に、ホントに投票してくださった皆さん、ホントにありがとうございます。
私は去年は研究生として、総選挙に出させてもらったんですけど、う、ごめんなさい。
うー、なんか。
徳光『大丈夫。大きい声でもう一度、ありがとうと言おう。ね』
ほんとに、もう言葉では伝えきれないくらい嬉しくて、
あの~、みなさん本当にありがとうございます。
私はこの~19位という順位にふさわしい人になれるように、これからも 自分でやっていきたいと思いますので

ホントに今まで支えてくださった皆さん、そして投票してくださった皆さんに お返しできるようにしていきたいと思います。
本当にありがとうございます。
徳光『去年はね、こんな上まであがれなかったけど、いろんなチャンスをいただいて、ホントにみなさんに応援していただいて、この19位という順位に恥じないように これから一年間多いに頑張っていくという
そういうようなことを彼女はおっしゃったんじゃないかと思います』
2012年
第4回・AKB48 27thシングル選抜総選挙 15位
徳光『去年の由依ちゃんが忘れられません。今年は泣かないって言ったでしょ、あなた。
さ、自信を持って。どうぞ、ご挨拶』

AKB48チームKの横山由依です。
ホントに、去年ここに19位という順位で立たせていただいたんですけど、ホントになんか、もうホントにホントに嬉しくて、
今年こそは、絶対に皆さんに感謝の気持ちを伝えなければなってずっと 一年間ずっと思っていたんですけど、ホントにこうやって15位という順位をいただけて…

今年は徳光さんのお手は借りません。

ホントにホントにもうたくさんたくさん伝えたいこともあったんですけども、これから15位として
皆さんにもっともっとしっかりと認めていただけるように
ホントに あの この一年もみなさんの支えもお借りしてですね、一歩一歩 いつもがむしゃらに取り組んでいけたらなと思いますので、
ホントに投票してくださった皆さん、ホントにホントにありがとうございました。
徳光『横山由依でした。今日は京都からお母さんも見に来てらっしゃって、というふうに伺ってますけどね。昨年度の19位から見事に第15位ということでございまいたね』
2013年
第5回・AKB48 32ndシングル選抜総選挙 13位
徳光『3回目も 名前を呼ばれてこちらに来るまで過呼吸は治っておりません。
さぁ、由依ちゃん。由依ちゃん 深呼吸しよう。大丈夫か?』

みなさん、こんばんは。AKB48チームAの横山由依です。
こんな日産スタジアムで、7万人の皆さんの前で、
絶対 去年とか一昨年とかのようにならんようにしようと思ったんですけど、もうホントに途中の発表の時から震えが止まらなくって もうなんか なんやろ
えーと、この去年の総選挙からの一年間、ホントにたくさんの経験をさせていただいて、中でも大きかったのは、NMB48との兼任やったんですけど、
ちょっと落ち着いてきました、徳光さん。
徳光『OK。大丈夫だ。安心したよ』

えっと、その兼任があって、で、東京ドームでチームAの移籍があって自分自身凄く大きく成長できたんじゃないかなっと思っています。
えー、去年とか一昨年とかの姿だと言えなかったことかもしれないんですけど、ちょっとしっかりしてきたと思うので、
これからのAKB48グループがもっともっとたくさんの人に愛されるように
この皆さんからいただいた13位という素敵な順位を、自分がその順位以上のことを
これからみなさんと そして自分をこの3年で大きく成長させてくれたこのAKB48に
恩返しできたらいいなと思います。
しっかりしていない姿を2年見せてきましたけども しっかりしているので、
これからのAKB48、たくさんの後輩とたくさんの素敵な先輩達と一緒に もっともっと皆さんに愛されるようなグループにしていきたいなと思います。これからも応援をよろしくお願いします。ありがとうございました。
徳光『挨拶は褒められたけど、歩けるか?』
はい、階段を降りるときはどうかと思いましたけど、今は、大分震えも落ち着いてきたので、大丈夫です。ご心配をおかけしました。
徳光『でも由依ちゃん、去年15位だったじゃない』
はい。
徳光『15位が通り過ぎたとき、どうでした?』
もう、その時がピークに震えでしたね。はい、でも 何て言うんですか。たくさんのサイリウムとかすごく見えるんですけど、ちょっと寒くもなってきて、この日産スタジアムなんですけど、
ずっと見守ってくださる皆さんもいたので、今年は落ち着いてスピーチできたんじゃないかと思います。
徳光『できたね、皆さん、ね。 横山由依さんでした』
ありがとうございました。
木佐『去年はね、徳光さんが支えてあげないと ちょっとよろけちゃう場面もありましたけどね』
徳光『支えようとしたら断られたんだよ。
去年の順位15位が通り過ぎたときは 穏やかならぬ気持ちだったと思うんですけどね』
2014年
第6回・AKB48 37thシングル 選抜総選挙

横山由依はどうなってしまうのか。
