2016年7月21日アサダワタルさんの「表現とこころの私塾」報告
『遠足 Der Ausflug』という映画を見ました。映画のストーリー オーストリア、ウィーン郊外グギング村にある「芸術家の家」。そこでは10人の画家たちがそれぞれ自由な時間を過ごしながら共同生活を送っている。アーティストたちは「芸術家の家」が建っている精神科病院の敷地を出てどこにでも行く。「家」から出かけることを子どものように「遠足=Der Ausflug」と呼んでいる。年に2回だけ恋人とのデートに出かける男は、彼女との恋物語を描く。毎週1回亡き母の墓参りに行く男は、少女のような母の姿を描く。毎日3回当たったことのない宝くじを買いに行く男は…。それぞれの心の中に埋められた孤独な遠足。そしてプラハでの展覧会が開かれる。国境を越えバスに乗って出かける年に1度の長い遠足。老いた肉体に少年の心を持つ男たちのかいま見せる光と闇は、情報に翻弄される病める現代人に幸福とは何かを問いかける。映画の途中でがやがや声をだしながら、のんびりと見ました。壁に明るく屈託なく描かれたように感じる絵に「わ~」と歓声が上がった。施設の雰囲気を「寛大やなあ」と表現した人。「沖縄よりウィーンに行きたいわ」と、言った人。(?沖縄は怖くて行かないと言ってるのに?) 「規則もなさそうで、ゆったり自由に暮らす工夫」に感心した人。90分の映画、途中から目下の関心ごとの沖縄旅行に話は流れていきました。映画の人たちが絵画展のためにウィーンに出かけたように、私たちも目的を持ったらどうだろうという意見も出ました。 目的? 沖縄で写真展を開催するのもいいなあ。この時、メンバーの目がキラッとした! そんな話で、盛り上がりました。90分。少し長いけれど、私たちにとても近い映画を提案してくださったアサダさんに感謝。映画の監督さんが、日本の女性映画監督さんというのも、びっくり!でした。