横根町にある普門寺では、市指定文化財の平安仏3体を拝観することが出来る。
本堂に並ぶ2体は、普門寺の秘仏本尊十一面観音立像(右)と普門寺薬師堂の薬師如来立像(左)。
十一面観音菩薩は、普段は観音堂内の厨子に安置されており、17年に一度しかお目にかかれない。
明和7年(1770)に板刻された『当山由来記』によれば、白鳳時代に海中から出現したと記されているらしい。
平安時代初期、杉材の一木造。
宝冠の化仏
薬師如来立像は、廃寺となった薬師寺から遷座されたもので、現在は普門寺境内の薬師堂の厨子の中に安置されている秘仏。
今回は本堂での御開帳なので、厨子の中では見えにくかった頭頂部含め、全身を拝観することが出来る。
こちらの薬師如来は、元々は同じ横根町にある藤井神社にあったもので、明治の神仏分離により薬師堂とともに薬師寺へ移された。
その頃の薬師寺は大日如来を祀る大日堂という名称だったが、昭和17年に薬師寺となった。
材種は不明だが、針葉樹林の一木造。
普門寺境内にある薬師堂では、令和8年3月25日に市指定文化財となった阿弥陀如来坐像を拝観することが出来る。
普段は中央の厨子に薬師如来が安置され、阿弥陀如来坐像は右の方に安置されているが、中央にドーン。
平安時代後期(12世紀)頃の作と見られるもので、修理により後補の漆箔や彩色が取り除かれ、当初の像容に近い姿となったそう。
この三体が一挙公開されることは大変珍しい。
今回の御開帳では、拝観料500円で間近に拝観することが出来て、写真撮影もOK。
十一面観音と薬師如来の間に並んで記念撮影も出来る!
そして、北崎町にある庚申寺でも17年ぶりに秘仏本尊青面金剛童子の御開帳が行われている。
拝観料は200円。
この五色の紐は御本尊と繋がっているので、まずはこの鈴を鳴らして合図を送る。
そして経典に触れてから、自分の体の悪い所を触って病気平癒を祈願。
庚申寺は無住の寺で、本堂に諸仏が安置されているだけなので普段はガラス越しに中を見る事しか出来ないが、今回は扉が開かれている。
手前には、花まつり巡礼の花御堂。
青面金剛童子像は小さいので、スマホ撮影ではこれが限界。
細部まではわからなかったが、紐が結ばれている。
花御堂のお釈迦様には、甘茶をかけて。
秘仏公開は令和8年5月3日(日)・4日(月)の2日間。
秘仏公開のチャンスをお見逃しなく。
(投稿を読んだ頃には終了しているかもしれないけど…)
【花まつり巡礼・秘仏公開】
普門寺 愛知県大府市横根町石丸94 ※16時まで
庚申寺 愛知県大府市北崎町北屋敷3-1














