2004年、日本最南端の駅を制覇した私は、
その年の8月には日本最北端の稚内を目指して旅に出ました。
この頃は「青春18きっぷ」を使っての旅なので、
普通列車を乗り継いで旭川駅までやってきました。
まだ高架化される前です。
旭川は北海道第二の街。
駅前はさすがの賑わいでした。
ここから稚内に向けて、宗谷本線の旅が始まります。
旭川を出て10分。
新旭川駅に到着です。
全然「新」の感じがしない駅舎。
ここからさらに20分。
永山駅に到着しました。
ここで旭川の市街地が終わり、
いよいよ田園風景となります。
山間に入り塩狩駅に。
ここは道央から道北へ抜けるための難所。
いわゆる「塩狩峠」です。
三浦綾子の小説の舞台にもなりました。
塩狩峠を越えると、およそ30分で士別駅に到着。
この辺りでは名寄に次ぐ都市です。
羊の街としても有名。
名寄駅に着く頃にはもう日は落ちていました。
この日は名寄市内のホテルに宿泊して、
翌日の早朝に再び出発。
名寄の街にはまだ静けさが漂います・・・
名寄駅から再び出発!
稚内まで普通列車で行くのは2日がかり・・・。
学生の頃は時間があったなぁ。
美深で途中下車して、ちょっと寄り道。
仁宇布のトロッコ王国にやってきました。
旧美幸線の線路跡を使って、
サイクリングトロッコが運転できるレジャー施設です。
操作はいたって簡単!
自転車のようにひたすらこぐだけ!
風を切りながら、気持ちの良い体験ができました。
廃線もこんな活用ができれば、
また人を集める事ができそうですね。
かつてはここから旧天北線が分岐していました。
そうしたこともあり、
今では天北線の資料館が併設されています。
鉄道ファンにとってはたまりませんね。
音威子府を過ぎると、次の主要駅は幌延。
そして豊富。
オススメは徳満駅です。
駅は無人で何もありませんが・・・
駅から徒歩15分ぐらいのところに、
宮の台展望台というものがあります。
ここから大絶景が楽しめるのです!
道北の酪農地が一望です。
感動間違いなし!本当にオススメ!
徳満を過ぎるといよいよ南稚内。
南稚内駅では特急「スーパー宗谷」と遭遇しました。
この頃はもちろん憧れの列車です。
ついに稚内駅に到着です。
日本最北端の駅を制覇しました!!
今はなき稚内駅舎。まだ古い頃ですね~。
ちょっと足を伸ばして宗谷岬にも行ってみました。
ここが本当の日本最北端。
ちょっと高台から宗谷岬を眺めてみます。
最果てが感じられますね。
もちろんグルメもしっかり味わいました。
稚内といえば「カニめし」
マジでうまかったです!!!