『学校に行けない子供たちがいる』
ピンとこない
日本でその話をきいても、
想像もできない
知ったところで
私になにができるのかわからない
でも、ご縁があり
インドにいたとき、バラナシの
「マザーベイビースクール」に行った。
こちらは、
インドの貧困層が多い地域で
学校に行けない子供たちに
無料で教育の場を提供している。
約40名くらいの生徒。
日本でいうと、4歳~小学校5年生くらいまでの子どもたちが
それぞれのレベルにあったクラスにわかれて
授業をうけている。
ここでは、年齢ではなくレベル別なのだ。
先生数名。
日本人常駐スタッフのHIROYOさん
「マザーベイビースクール」は
日本のNPO法人オンザロードが
インドで運営している
学校に行けない子どもたちのための
無料のフリースクール。
運営費は、寄付を中心にまかなっている。
リキシャーにのって、約一時間
学校に着いた。
「Hello!」「ナマステー!」
元気なあいさつとともに
わぁ~っと、たくさんの子どもたちがむらがってきて
はじめて会った私とあそびだす。
ひたすら、子どもたちをぐるぐるふりまわす
という遊びが、なぜか大うけ 笑
全力でふりまわしてやる
子どものからだが「ふわ~っ」と浮くと大喜びだ
「やってやって~!」「次わたし!」「わたしがさき~!」と
(ヒンドゥー語ね)
とにかく全力で遊んでいる。
私も全力
もうバテバテ
でも全力で遊んで、笑って
あたまからっぽになって、
気持ちイイ
ちなみに
こちらには『特別授業』というのがある
ここにきた人の中で、
なにか特技があれば、それを子どもたちに教えることができる時間がある。
だれでも先生を体験できるのだ。
私もなりゆきで
ラフターヨガをしたが、
この子たちはもう十分パワフルで、
笑いのなかに生きてるから
後日再度訪問したときにした
「カンフーごっこ」のほうが大好評だった 笑
大きいお兄ちゃんたちと私の息がぴったり
「は~!」「と~!」「や~!」といいながら
組み手や回し蹴り(の、ふり)でバッタバッタとなぎたおしてやった(ふりね)
ほんっとにみんなとたのしんだ
ぜぇぜぇ言いながら学校に戻ると
「子どもたちが本当にたのしんでいた。ありがとう」と
渋めの先生が、本当に感謝した様子で言ってくださった。
なんか、それが、とてもうれしかった。
子どもたちは、いつも全力で遊び、たのしそうだし、
授業も集中して勉強している。
休憩時間はたくさん笑っている。
エネルギーは、日本の同世代の子どもたちの2~3倍以上つよいし
まったくもって悲壮感などない
でも、親の家業を手伝ったり、
いろんな事情で親と暮らせなかったり、
病気になっても大きな病院にいけなかったり
継続して「ただ学校にいく」というのも難しい子どももいるのだ。
みんないろんな事情を抱えている。
でも
そんなことをまったく感じさせない。
ただ「いま」を全力で過ごしている。
私は「寄付」や「施し」が苦手だ。
自分が偽善者のように感じたり、
本当に助けになるのだろうか?と悩むからだ。
でも
子どもたちの存在は気高く、たくましく
エネルギーに満ち溢れている
わたしは、与えるどころか
多くを与えられた
子どもが
すこしでも子どもらしく
魂を輝かせ、これからのために知識を養う
そんな場所のために、
できることをやる。
それだけだ。
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3000円で、インドの子どもが100日間学校に通うことができます。
私も笑いヨガ教室での参加費を一部寄付させていただいています。
できることを。すこしでも
<マザーベイビースクールについて>
「マザーベイビースクール」は
日本のNPO法人オンザロードが
インドでやっている
学校に行けない子どもたちのための
無料のフリースクール。
おもに、日本からの寄付で運営されていますが
とてもきびしい状況です。
よかったら、ご支援ください
<マザーベイビースクールについて>