こんばんは。


今日は自民党の改憲草案、表現の自由について。


今の安倍政権下では、憲法代21条、表現の自由についても変えようとしています。

ではどこがどうかわるの?




ポイントは

新たに公共及び公の秩序を害する事を目的とした行為を行い、それを目的として結社することは認められない

ということが新たに加わったこと。


では何が問題なの?というあなた。


それは、表現の自由が規制されるということ。


新たに加わった条文では、何が(どこまでが)公の秩序や公に害するのか、があいまい。

たとえば。

政府が何がを提案したとしよう。なんでもいい。

そこには賛成派、反対派の国民両方がいる。

反対派は反対!とデモでもしたとしよう。

すると、政府は憲法に従い公の秩序及び公共に害する行為だ!と言えば、逮捕されてしまう場合がでてくる。


つまり、政府に反対するものは処罰する!とすることも可能なわけだ。


例をあげるなら、 安保法案だ。

あのとき、大勢の安保法案反対派が国会前でデモを行った。

しかし今回の自民党の憲法草案では、デモはできなくなり、最悪の場合全員逮捕!となることもありうるわけだ。


こうなれば、国民は意見を言えなくなる。反対だとか、なんか違うかなという意見は言えなくなる。

政府が言ったことは絶対なわけだ。

これでは民主主義ではない。


現在の憲法では国会議員、つまり権力側だけに規制を求める憲法になっています。
これは憲法が国家権力を規制し、国民を保護する立憲主義の立場から作られています。
これは当然のことです。


しかし、中谷元議員(自民党)は
国民も憲法を尊重するのは当然
と発言。

これでは立憲主義は崩壊ですよね。


以上のことから自民党の改憲草案21条 表現の自由は危険であるとおもわれる。