こんにちは。

人との会話で、スムーズにいかないことが、ときたま遭遇することがあります。

特に、商売をしているうえでお客さんとの対面でコミュニケーションは必須であり、日々勉強する毎日です。

そんななか、何人かにひとりの割合で、かみ合わない会話に当たることがあります。

それは、、、

話をかぶせてくる方です。

ご本人は、いたって真面目で悪気はないのかもしれませんが、実に困難になってしまいます。(-_-;)

ご自分の考えたことや脳に浮かんだことを全部、独り言のようにブツブツ言っているので、何を言っているのかわかりません。

しかも、こちらが説明しようとしても、一切お構いなしでかぶせて話をするので、何度も繰り返し説明する羽目に陥ります。

例えば、次にくる質問を先読みして説明したとします。

「コレコレなので、この場合は出来ないんですよ」と言っているときに、自分の言いたいことを話しているので、

「コレは、どうなんですかね、できますか?」と訊いてきたりします。

だから、たった今、説明したやん!!!　まるで、コントです。

他人の話を全く聞いていない証拠なんですよ。

そして、次にくる質問は、「だったら、どうすればいいですか?何か良い方法はありますか?」です。

そんな時は、アイディアをいくつか提供するのですが、大概値段が高くつくので、却下です。

話をかぶせて来る方の特徴は、自己中で、承認欲求の強い方が多いように思います。

出来ないです、と説明しても、なかなか納得せずに、強引に要求する場合が多いからです。

なにせ、要求の原因は、「肉がはみ出すから、何とかならないか」という内容だったりするので、

そのお肉を何とかすればいいじゃん!と、突っ込みたくなります。

そこで、「話をかぶせる心理」なるものをちょっと調べてみました。

「人の話に自分の話をかぶせてくる」のは、インプットの法則によるものです。

(へーーっ、はじめて訊いた)

何かが脳に入ってくると、刺激を受けて自分の中から自分の語りたいことが湧き出てくる現象です。

これは反射的にでてくる「反応」のようなもの。

悪気がある人もいれば、無意識でやってしまう人もいるのでしょうが、どちらも相手の話に反応して、反射的に自分の話をかぶせてしまっているのです。

それがインプットの法則です。情報をインプットすると、アウトプットが自然に出てくるのです。
ただ、相手も気持ちいい自分も気持ちいい、良い人間関係を保つ上では、思慮が足りずコミュニケーション力がない、ということになります。

また、相手が強靭な「話かぶせ星人」だったとしても、あなたとの会話の時にはさほど無礼な態度に出ないかもしれません。

自分が変わると、身の回りの状況が良い方向へ変わっていくものです。