息子よ

21回目の誕生日おめでとう。

きっと友達とワイコラしていると思います。

祝ってくれる友達に感謝!!


そして21年前

金木犀の香る頃

私の元に来てくれてありがとう。


母は若い頃から

結婚願望は無く

子育て願望もなく

もちろん確たる人生設計もなかった。

人生、成るように成るだろう と

成るようにしか成るまい と

悲観的な楽観主義で

どこででも生きて行く自信はあったけど

何かを成し遂げたいと思うものもなかった。


それが君を授かったゆえに「母」になった。

でも親の自覚が出来てなかったからだろうね。

もっと修行せよ とばかりに

君が不登校になり、修行させられた気がする。

苦難の日々が続いたね。

「あの頃のことは記憶がない」と君は言う。

思い出したくてもまだ思い出せない日々。

母も断片しか思い出せないよ。


でもあの日々があったから

今があると思う。

親としての自覚やら覚悟やら

まだまだかもしれないけれど

君のお陰で私は人間として成長することが出来たと思う。

だから誕生日ありがとう なのさ。


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金木犀の花言葉は

謙遜 高潔な人 初恋 変わらぬ魅力 etc

地味でも魅惑の香りを放つ魅力を手に入れようね。