敗戦の日に

こんばんわ

免許取り立て息子の助手席に座り

寿命が1日縮まった

健康漫談マッサージ師　KOKOです。


昨日は帰省した息子と

両親と兄とお墓の掃除に行ってきました。

ご先祖様あっての我々

無事に次の世代にバトンタッチできるよう

日日修行です。

今夜はまたまた妹一家も集まり

家族宴会です。

仕事帰りなので手抜きしていますが

手作りのおはぎとお寿司が母の味。


普段は聞けない戦争の話も出ました。

母は中国からの引き上げです。

敗戦の報はラジオがなかったので　

8月16日に知ったそうです。

それもアメリカ軍の飛行機が空からまいた

くすんだチラシを見て。

飛行機の燃料を採るために植えた

ヒマ?の葉っぱも、せっかく育ってきたのに

使わずに終わるのだと思ったそうです。

父はその頃、同じく飛行機の燃料にと

松の木の根っこを掘っていたそうです。

そんなに物資も無くて勝てるはずがない!!


すぐに引き上げの迎えが来ると信じて

家財等を売り払ってはみたが

迎えが来たのは翌年の6月

中国奥地から南京、上海まで

止まり止まりの汽車

着の身着のままで貨物船での移動。

日本に着くまでの苦労は辛すぎたのか

小学5年生の頃なのに

記憶がほとんどないと言います。


多くの被害者と多くの加害者を生み出す戦争

戦争をして幸せを感じるのは武器商人だけでしょう。

日本も被害を受けているが加害行為もしていたのです。

愚かだったと過去の歴史を振り返るならば

今、平和に向かう歴史を作らねばと思います。

家族に戦争経験者が生きているうちに

孫子の世代にその声を伝えるべきだと私は思います。