ここばな【やまちゃんのここだけの話】 -4ページ目

第5687号 「アル中」・・・

 『アルコール中毒』(アル中)・・・「慢性」の場合、今は『アルコール依存症』、と言う。

 

 大量の酒を長期にわたって飲み続けることで、酒がないといられなくなる状態ー

 

 アルコールが体から抜けると・・・イライラや神経過敏、不眠、頭痛、吐き気、下痢、手足の震え、発汗、頻脈、動悸、幻覚などの離脱症状が出て、抑えるためにまた、酒を飲む。

 

 ・・・家族への暴力、飲酒運転、仕事に支障・・・そして、『肝機能障害』を起こし最悪、肝臓がんになる恐れ。

 

 アルコール依存症は、精神疾患のひとつ。つまり、病気。ただ、本人は自分が病気であることを認めたがらないので『否認の病』ともいわれる。

 

 アルコール依存症は、自分自身も周囲の人も初期には気づきにくい。重症化して問題が大きくなるー

 

 ーどれくらいの酒を飲むとヤバいの~?ー医師によって言うことはまちまち・・・

 

 「毎日、3合以上の酒を飲み続けたら、早い段階で肝機能がダメになる」。

 

 「1日に1~1・5合なら、ま、問題ない、か」。そして、判で押したように一般的な医師は「適量は1日、日本酒の場合は1合、ビールなら350㎖の缶ビール1本、・・・」ー

 

 ー適量は人それぞれ・・・ま、飲み過ぎは良くないよ、言うこと。

 

 ヤバいなと思ったら近くの専門医療機関や専門相談窓口などに相談・・・早期発見・早期治療を目指すー

 

 ーーなお、アルコール中毒は、「急性」の場合もあり、意識不明、昏睡死などを起こす。特に新人歓迎会などでの「イッキ飲み」強要は危険なので厳重注意ーー

 

 =三重県こころの健康センターなど=