息子が野球を始めてから、他のチームのブログなどを読む機会が増えた。
そこで気になるのが
"うちなチームは褒めて伸ばします!"
と言う言葉。
それ自体は良いことだと思う。
厳しい指導もしませんと言う指導者もいる。
私はこの考えは正直怖い…
プレー中のミスの中でもエラーや三振、四球などは怒ることではないのは間違いではない。
しかしプレーをするのは子供
厳しい指導をしないと言う指導者は下記のような事を子供達がした時にどう対処するのか?
◯練習中に周りを見ずにいきなりバットを振る。
◯チーム内でイジメをする。
◯道具を粗末に扱う。
◯ミスした仲間を責める。
などなど、極めて危険なことや人としてしてはいけない事など、人間形成にまつわる悪事を行った子供に優しく諭すつもりなのだろうか?
昔は怒られる、怒鳴られる、感情論など間違った指導方法だったと今は言われるが、当時は同時で間違ってはいなかった部分もある。
夏の気温は今とは違う、昔は耐えられたが今は危険、それと同じで昔の指導方法が全て悪だったわけではない。
私は息子にはあまり怒らないが、人を馬鹿にしたり仲間外れにしたり、自分さえ良ければいいと行動した時には雷を落とす。
子供だから知らずに人を傷つける事はある、しかしその様な行動と早く寝なさい!の言葉のトーンは明らかに違わなければならない。
朝起きれなくて遅刻して恥をかくのは本人、宿題を忘れ困るのも本人。
ただ、息子がした行為によって友達や他人を傷つ場合は己の為の行為、自分の為に努力する事は良いことだが、人を傷つけてまで自分の欲求を満たすのは人として許される行為ではない。
この区別が厳しい指導をしないと言う指導者は理解しているのだろうか?
学校て先生が生徒に"さん"をつける、正直気持ち悪い…
さん、をつけて強い口調で注意できるのか?
私は信頼できる人ならば、息子が人を傷つけたならば怒鳴りつけてもらいたい。
子供は大人の声のトーンや怒り方で、自分の行為がどれほど悪かったか気づくと思う。
全て同じレベルで指導されたら、子供は何が本当にしてはいけないことなのか判断できなくなる。
子供に何か指導する立場である人は怒らなければいけないと思い、愛情があるなら躊躇してほしくない。
これができない指導者は、指導者本人が人を平気で傷つけても平気な顔をしている。
自分がやるから子供にも注意できない負の思考。