まったりと日々が続きますね。この小隊は。
今回はノエルがメインの回でした。

ノエルとカナタの初任務を拝命・・・はじめての任務がお使い^^;
ちなみにお使いに用いた車のモデルはナチスドイツ軍が使用したキューベルワーゲンです。実際は後ろにエンジンを積んでいてトランクルームではないですけど。まあ、モデルとしての引用ですから・・・
買い物先でお祭りの時に初めて見たイルカのガラス細工が飾られていたお店にも行きましたね。そこで食い入るようにイルカのガラス細工を見入るカナタ。
魚だと思っていたカナタ。それにノエルが「それはイルカ。まだ海に生物がいた頃の海生哺乳類」答えます。
この世界の設定は戦争で人口が減少し文化水準が18世紀程度まで後退。そして海に生物は棲めなくなっている・・云々だったように記憶しています。
町では知り合いも何人か出会います。例の教会やら神道やら理解しがたい宗教のシスターも・・・。
走り回っていた勢いで少年がノエルにぶつかります。その少年は軍人を嫌っています。状況から戦争孤児でしょう。どうやら海まで汚染させた戦争はそれ程昔ではないということ。そういえば学校跡の廃墟で見つけたイデアと称する本が腐っていないことも納得できますが、それにしても時空間的にも地理上の空間にしても疑問だらけです。そういう疑問を思い起こさせるのは設定を練らないでいたということでしょうか?
「毎朝毎朝下手くそなタッパ鳴らして、うるさいんだよ!」とカナタのラッパまで嫌悪の対象です。少年はカナタがラッパ手であることを知らないようです。それゆえにカナタにはキツイ一声です。

その後にはガラス工場へ向かいます。そこはイルカのガラス細工を作った所でもあるのですが、目的はタケミカヅチのパーツを依頼しているところでもありました。「きっと良い戦車だよ、タケミカヅチは!」というカナタですが武器は武器ですよね。目的が違うラッパと戦車と比較は出来ないと思う・・・・。戦車は戦う物であり楽器とは本質が違うのです。実際にここに来る直前に戦争孤児を見てこの発言は少し恐い気がする。

「才能ってのは、諦めるやつの最低の言いわけだ」とマイスターであるカーネルおじさん。
ラッパが上手く吹けないカナタはガラス細工職人である彼からヒントを貰います。
良い言葉です。ああ、この言葉で頑張って練習して上手くなっていくんだ・・・・・と思ったいたら直後にラッパが吹けるようになったカナタです。やはり人間は才能が必要ということで落ち込んだ私---管理人---です。

ともかく最後はカナタの絶対音感のおかげで、幾つものの試作品から適切なパーツを見いだします。
それでもタケミカヅチの完全起動にはまだまだのようです。

ドイツのマイスター制度があったり「きっと良い戦車だよ、タケミカヅチは!」という台詞があったり今回は不思議と気になる場面がありました。これまでにも漢字を刻んだ印鑑がある一方で日本語に文章が理解できないとか、円銭という貨幣単位・・・・。地震台風があると想像できる街なのにそれを考慮しない建築物。
アニメの世界観だからと思っていたのですがもう少し配慮や考慮があって然るべきでしょう。

今回は”梅雨の空”というサブタイトルです・・・。文明が退行したとしても仮にここが日本以外の地理上の設定だとしても梅雨が存在する気候、例えば温帯モンスーン気候であるならあの手の西洋風建築は問題があるように思うのです。それ以外に疑問だらけです。記憶間違いなら良いのですがイルカのガラス細工の値段とお店で貰ったおつり275円でしたか不整合な気がする。豆板銀とか江戸時代の貨幣にも見えたのは私だけですかね?



次回 第5話「山踏ミ・世界ノ果テ」