大戦の末に文化が退行した世界です。それも人口が著しく減少するような戦争でしょう。


お金の単位が円に銭でしたし、ハンコには漢字。今回は味噌汁、布団、辻占煎餅、八百万の神と来ました。


ついでに修道女の姿で日本の神とは・・・・・。それでアメージンググレースが流れる。


軍用ジープはドイツのVolkswagen Kübelwagen type82です。そういうと1回目の放送でカナタが乗っていた蒸気機関車は横の姿はC57の門鉄型にそっくりでした。実在する車両や風景は設定上でのことで気にしても仕方がないでしょうけど。



重要なの地形です。スペイン風なのはいいとしても幽霊調査での廃墟は日本の学校でした。本が朽ちていないとかピアノの弦が生きているとかから戦争が停戦してそれほどの時間が経っていないようです。


もしも日本だとすれば地震台風の多い地区であの建築様式は問題があると思う・・・・。


様々な国や文化が輻輳して世界観が上手くつかめないのです。



究極は、あの戦車です。このカナタの国内に10台もないという前の文化の遺産だそうです。自立歩行戦車でハイテクノロジーの機器です。もうなにがなにやら^^;


しかもオーディオ付きですね。マクロス7とかマクFでランカがガリア4に乗っていったバルキリーを思い出しました。音楽で戦争を終わらすというパターンじゃないですよね?


カナタの現在の腕では無理でしょうけど。


戦車の名前がタケミカヅチです。漢字で書くと建雷命で日本を平定した神です。1回目の神話の内容、タケミカヅチという名、そしてアメージンググレースなどなど・・・。


どれもこれも伏線に見えてしまう^^;



この街の一日はカナタの起床ラッパの音で始まります。それにしても死人まで目を覚ましそうって・・・。下手ですね。苦情が来ないとは理解がある街。それだけおらかなのでしょう。人口も少なく文化も一度崩壊した街ですから現在の殺伐とした社会と違う。朝食もカナタが作りました。カナタの作った朝ご飯は味噌汁で彼女の出身地の郷土料理で、お味はというとそれなりに評判がいい。



補給を受け取りに他のメンバーがでかけています。その間にリオのレッスンです。


どうして軍に入ったのかとの質問にカナタは、軍に入る楽器がただで習えると答えます。一方、リオはどうも音楽は良い思い出がないようです。

話をしてるのうちに、カナタは熱を出して倒れしまい、リオはカナタを床に敷いてある布団に寝かせます。


いやあ、体に悪いでしょうにベッドに寝かせてあげてください・・・・。




登場早々から様子がおかしいと思っていたら本当に熱を出してしまった。そのリオの慌てぶり、過去の記憶がそうさせているのです。教会か宗教などに関わる嫌な思いがありそうです。


電話を見て躊躇して一言「最後の手段」と言ったのですが、そほどの何かがあるような気がします。結局教会に駆け込むのですが、頭を下げてユミナに頼みます。一回目の放送で祭りのヒロインを作為的にさせたことといい、教会や宗教に関わっていたのでしょうか?


フェリシアとの会話から,リオが教会に敵意を抱いていることは間違いないでしょう。役立たずの迷信で金をせびっているとか言っていたし・・・。




診断は3日熱です。三日熱発疹で小さい頃に罹りやすい病気です。

大丈夫ということが判って腰を抜かすリオです。どうやら教会とリオの関係は多少は良くなったようですが、これで修復できそうです。

眠るカナタの横でリオはリンゴを剥きながらアメージンググレースを・・・・。リオの回想の中の金髪の人とカナタの回想の中の人は同じ人物ですよね。





タケミカズチの起動させ戦車備え付けの音響装置でアメージンググレースを流します。この曲をカナタに聞かせたことを驚く隊長です。このリオ曹長がソ・ラ・ノ・ヲ・トにおいてカナタ以上の重要人物です。


小隊全員が何かしら注目しているようですし・・・ネ!