あだち充氏の漫画は学生時代には読みまくったです。

今回のクロスゲームは少しだけ読んだという程度です。
二次元コンプレックスのおじさん-あだち充氏のコミックス
「みゆき」もありますよ。いや、あったのですけど・・・。ちなみに少女雑誌に掲載された『スローステップ』ももっています^^;

13年振りのアニメ化ということ。13年前というと娘が生まれた年なんですよ。

しかし、“野球とラブコメ”というパターンは、男の子の気持ちにリンクさせるパターンです。80年代から90年代はサッカーも今ほど認知されていなかったですから、野球漫画が圧倒的に多かった。そして、今風にいう『萌え』というジャンルは「ストップ!ひばりくん」、「めぞん一刻」「気まぐれオレンジロード」と言うような作品でしょうか。「タッチ」はその二つの要素をうまく取り入れましたよね。

画像にある「ナイン」は野球重視という作品ですね。「みゆき」はラブコメ(萌え)作品です。


今作「クロスゲーム」はタッチの原作を知らない世代にとっては新鮮かと思います。

今話は、小学校でのエピソードで高校編に入るための序章というモノ。

第1話で,早速、つかみとして、幼馴染みのヒロイン候補の死亡です。原作も早々に死んでしまうのですが、年が行ってるせいか・・・・泣けた(ノ∇・、)クスン
映像化されるとインパクトが大きいですね。ラノベなどで血が出るシーンなんて映像化されると「わああぁ」と思うことがありますが・・・。タッチのアニメや映画でもそうなんですが、原作を知っているのに映像で見ると、「ホロリ」ときますよね。
キャラが死ぬというのは、その後のエピソードに感情移入がしやすくなるのですが、やはり死は辛いです。

今回は、よくあるパターンで、見ている側が感情移入したころに死亡させる展開じゃなかったのですが、日常に経験した描写を何度も繰り返した演出が上手かったせいかイチコロで泣かされました・・・。俗にいう死亡フラグも,「ここで泣く準備をしてね」という記号として脳内に伝達されました。


うろ覚えなんですが夏祭りのシーンで後日にかかわるシーンが抜けてるような。。。ともあれ、あだち充氏の原作の雰囲気をどこまで出してくれるか期待しています。


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