前回はインデックスの魔道書を守る為の魔術が発動されたところで終わりました。ここまでが5話かけていますよね。今回が第一巻の終わりです。そして2巻目の導入ということです。
原作ももつ特徴である“当麻に熱いセリフを言わせる”ことがアニメにも出ていますよね。これは賛否分かれるところでしょう。“うざい”お思うか“熱い”と思うかの・・・・。熱い言葉を発して行動を起こすことが、このアニメの最終局面に関係していることは間違いないことだと思っています。今回は科学側の最重要人物が登場しました。アレイスターと言う人物というのか機械漬けの生命体という感じです。原作はまだ最終巻に至ってませんが、すべてがアレイスターの思惑によって物語が進んでいます。当麻をわざと魔術世界と関わらせることを明確に示唆した場面がありましたよね。アレイスターについては原作においても謎の多い人物です。この作者の特徴には、巻を読みつづけることでキャラを明確にしていくという手法があるようですが、アレイスターに関しては魔術世界にも関係していた大物ということくらいしか判っていません。いつ、どこで生まれ生きてきて現状の姿になったのは如何なる経緯かも、それとなく匂わせるだけなんですよねえ。。。
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仕掛けられた魔術が動き出した。そう当麻が右手がインデックスの魔方陣に触れたから。。。
それはインデックスの10300冊の魔道書を守るためです。“聖ジョージの聖域”という魔術が発動したのです。記憶を1年毎に消さなければいけないのは偽りの情報である。しかも、その情報も魔術側によって仕組まれたことだと気づいた当麻ですが、。“聖ジョージの聖域”という防御魔術は強大な力持っています。
コンピュータのような自動筆記モードで状況把握するインデックスの目も異様・・・。インデックスの意思と違う機械的な対処です。 いつもののノンビリとした口調はなく冷たい感情がない言葉を発しています。当麻を攻撃するインデックスです。耐える当麻。。。。
テメェら、ずっと待ってたんだろ!?
インデックスの記憶を消さなくてもすむ、インデックスの敵にまわらなくても済む。
そんな誰もが笑って、誰もが望む最高なハッピーエンドってやつを!
今まで待ち焦がれてたんだろ? こんな展開を・・・。
何のためにここまで歯を食いしばってきたんだ。
てめぇのその手でたった一人の女の子を助けて見せるって誓ったんじゃねえのかよ!
お前らだって主人公の方がいいだろ。
脇役なんかで満足してんじゃねえ!
命を懸けてたった一人の女の子を守りてぇんじゃないのかよ!
だったら、それは全然終わってねぇ、始まってすらいねぇ。
ちょっとくらい長いプロローグで絶望してんじゃねぇよ!
手を伸ばせば届くんだ!
いい加減に始めようぜ、魔術師・・・・
神の加護まで打ち消すことが出来るといわれる当麻の右手でさえも耐え切れない。命をかけて、たった一人の女の子を守りたいという言葉に何かを感じて三人が協力することになったのです。でも、セリフは長いですよね。アニメだけ見ていると“浮いている”ような気がするかも。。。格好いいこと言っていますけど……
ステイルと火織も加わってインデックスを守ろうとします。遂に当麻がインデックスに触れます。。。
美しい羽根は舞う。
人工衛星をも撃ち落すことも出来る“竜王の殺息“をもかいくぐって、やっと助けてインデックスを抱く当麻に無数の舞い散る羽根の一枚が当麻の頭上に舞い落ちてきます。
「あの、あなた病室を間違えていませんか?」
かえる顔の先生からおよそ状況について説明を受けたインデックスが耳にした当麻の言葉。
「ゴメン、インデックスっての人の名前じゃないから、オレ、犬か猫でも飼ってんの?」
インデックスにとって辛い現実。
当麻の記憶が破壊されて、何もかも忘れてしまったことでした。。。
「なあんつってなぁ、引っかかったぁぁ」
当麻の悪ふざけに怒って部屋を出て行くインデックス。
かえる顔の先生が病室に入る。
「これでよかったのか」という質問に答える当麻。。。
「俺、何だかあの子にだけは泣いてほしくないなって思ったんです」
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次は「吸血殺し(ディープブラッド)」の姫神秋沙が登場ですね。まだまだ登場していない人物がいますから。。。
このアニメのセリフは書けないなあ・・・。長いから・・・・