「使命を忘れて、あんな行動にでるなんて・・・。ギャラクシーを失って行き場をなくしていた私たち・・・。信じて。。」
なるほどギャラクシーがバジェラに襲われるまではグレイスとレオンは別々の思惑で動いていたということですか。しかし、「信じて」という言葉は真っ赤なうそです。レオンは利用して、後は切り捨てられるということですよね。
『もって三ヶ月』『問題は彼女のかわり・・』レオンはランカがフロンティアから離れられて困惑しています。フロンティア船団のダメージも相当なものなんでしょう。ランカの代わりがいたら、目的を達成できるということですよ。
秘匿回線でビルダーに連絡するレオンです。やっとビルダー氏と繋がりが出ましたよ。グレイスはビルダーの動向に注目していたので敵対関係であることは間違いなかったのですが。。。
半径100km以内のバジェラの相互情報伝達機能を無効にすることで、新型兵器の効力を維持するという戦術を取りました。戦いはテクノロジーを推し進めるということです。
ナナセが心配です。意識が無いままです。
クランが痛々しいです。
「あいつも私も・・踏み出せないまま・・」
クランもミシェルも素直でいたならば何かが変っていたかも・・・。でも、所詮は結果論ということ。ならば私たちのようになってもらいたくないということで、シェリルのことを語ります。この時には、シェリルからもフォールド波が出ていることをレオンに知られていました。ランカの時と同様に政府のためという名目で利用されるのでしょうか。。
そのランカはオズマに手紙を残していました。内容は記憶がかなりの部分において戻ってきているということ。そして、それの真実を確かめるためにフロンティアを離れたということでした。
ボビーに見つけてもらったオズマとキャッシーは、レオンの行いを艦長を含めたブリッジ要員に説明します。ボビーがかけた言葉でキャッシーの緊張の糸がきれて一気に泣きだしました。大統領、すなわち父の変わり果てた姿・・・。当然でしょう。
オズマが言います「選んだのだな。自分の道を・・」
そして、レオンとビルダーとの会談の結果、マクロスクォーターの道を選ぶ時がきました。SMSは新大統領の軍となるのか反旗を掲げるかという。
新大統領に呼ばれたシェリル。ルカに言います。
「たのしい?おまえは死ぬんだって、わざわざ難しい言葉で説明するのって」
いやはや、矢三郎さんに助けられた時と違っての泰然自若ぶりです。
どうやらバジェラの体液中の存在するウイルスがフォールド波を出すことが出来る因子だということですが、それが体内に入り込んだ状態がV型感染症であるのです。
ええぇ!それってシェリルが死ぬということなんですよね!
でもでも、ランカは、なぜ同じようなことが出来るの?
ランカは、ドクター・マオの手で何かの正当なる理由によってウイルスを受け入れた成功例ということで、グレイスによってウイルスを感染させられたと思われるシェリルはランカのような状態にならなかった失敗例ということなんですか!
フェアリーナイン・・・。グレイス曰く「失敗作」
117調査船団は・・・。
いや、想像ですけど、やってはいけないことをやっていたということ?
如何なる理由があるにしてもしてはいけないだろう人体実験をしていたの?
そうかも・・・。想像ですけど・・・。ギャラクシー本体が行方がわからない。たしかにマクロス・グローバルはガリア4にあったけど。マオか、ランカの母親は生きているかも、そしてシェリルの命を助けてくれるかも・・・。淡い期待ですが。
「ランカちゃんも・・・」
心配するシェリルが優しすぎるのです。
早乙女家で厄介になっているシェリル。帰宅と同時にアルトの姿をみると倒れました。
暫らくして体調が戻ったシェリルですが、歌を歌いつづけるということを告げます。そのことの決意を促したアルトにお礼共々に・・・。でも、クランから聞いてしまっているのです。シェリルの運命(さだめ)を!
「あんただけには知られたくなかった・・・」ここでもシェリルが優しすぎるのですよ。でも、歌に関しては意地があります。。歌う!歌しか残されていない!
「それだけが私の生きた証しなのよ!」
「でも・・・怖いの・・・寂しいの・・。。。私・・・シェリルとして生きると決めたの・・・」
ここあたりでオジサン(=私:管理人)の涙腺が・・・
状況に流されただけのアルトでしょうか?違うでしょう。こんな行動のアルトは今までなかったと思います。今までのアルトだと場違いな言葉を言ってしまっているでしょう。
ランカを失って・・・そしてシェリル!おまえまで失うなんて・・俺は・・・とか言ったりして。シェリルルート確定なんて言えないけど。。総監督が彼ですからネ!
とにかくです。受け止めました!アルトはシェリルを。彼女の全てを・・・
これでアルトがランカに再び走ったりしたら殺されるでしょうね。マクロスファンに・・・シェリルファンに(笑い) でも、悲恋ルートは無しでお願いします。
マクロスクォーターでも着実にある行動が進みます。オズマとキャッシー・・・いい感じです。
ナンカのフラグ?ソンナコトは無いでしょうね。
メールである行動についての連絡が隊員に行きます。
「子守唄が聞こえる」
ランカとの共鳴でしょうか。。
「とても嬉しくて・・とてもせつない気持ちになっただけ」
シェリルとの共鳴でしょうか。。
キノコじゃない。レオンだった!レオンの演説です。バジェラに対して憎しみを増長させるが如き演説です。その一方でグレイスに刺客を送ります。銀河の支配者は一人で十分というわけですが、そんな簡単に殺(や)られるはずはないでしょうに。。。
演説には聖戦という言葉がありましたよね。熱弁です。人々の心を取り込みつつあります。そしてヒットラー・・・我が闘争・・・なみの自己陶酔です。
「現時刻をもって兵隊から海賊に鞍替えした!」
反旗!反乱!新政府に対するクーデター!海賊!海賊だ!
それぞれ大事な想いを、そして大事な人を残しての出発!
さあ、錨をあげて!
アルトとルカは新統合軍に残ります。クランはフロンティアに・・・
戦いドッグファイトです。
アルトとオズマの空中戦。
オズマの大事な女たちを守るためのベストの選択の結果が二人の戦いを生みました。でも、アルトにとってはシェリルを守るための戦いでもあるかも。。
「大人じゃなくて男なんだよ!」
「状況に流されているんだよ!その時々の感情に!」
「おまえの翼は何のためにある!」
「早乙女アルト。おまえは何処へ行く?」
ランカは地球? じゃないよなあ・・双月だもん・・・バジェラの母なる星に・・・