イスタンブールに来て半年以上が過ぎた。

あまり観光はできていないが、

見どころがたくさんある町なので

行った所はなるべく

このブログに書き留めておきたいと思う。

 

季節も良くなってきたので

先週末行ってみたのが

ルメリ・ヒサルという名前の要塞。

 

ボスポラス海峡沿いにある。

 

 

 

 

「地球の歩き方」によると、

「メフメット2世が建造した要塞で1452年に建てられた」

もので、「1453年のコンスタンティノープル戦に備えて

わずか4カ月で造り上げたといわれている」そうだ。

 

残念ながら私は世界史に疎く、

自分の言葉では説明ができないので

本からそのまま引用するしかないあせる

 

もし世界史に通じていれば、

もっとこの遺跡の価値が理解できただろう。。。

 

 

昨年秋、

海峡クルーズの船から一度見たことはあったが、

間近で見るとやはり迫力があり、

スケールの大きさを実感した。

 

 

行く途中に裏手から撮ったらこんな感じ。

 

ここの扉は閉まっていて入れないため、

引き返している人も数人いた。

 

 

このあたりはすぐ目の前がボスポラス海峡なので

とても眺めが良く、

特に晴れた日は本当に気持ちの良い場所だ。

 

第2ボスポラス大橋がすぐそこに見える。

 

 

レストランも多く、

たくさんの人で賑わっている。

 

だから車やバスやタクシーで

道路がすごく混んでいた。

 

↑左の建物はモスク。隣がレストラン。

人気のあるレストランなのか、行列ができていた。

 

別のレストランも満席のようだ。

 

 

海峡沿いはこのように広い遊歩道になっており

たくさんの人が歩いていた。

 

 

そして、釣りをしている人も!

アジかなんかだろうか。

どの人もたくさん釣れていた。

 

 

物売りのおばさんもいて、

夫が話しかけられていた。

イスタンブールではよくある光景だ。

ポケットティッシュなどを売っている。

 

 

なんとなく、このエリアに来ている人は、

ほとんど地元の人ではないかと思う。

トルコ語しか聞こえてこないし、

外国人らしき人は見かけなかった。

日本人も韓国人も中国人もいなかった。

 

旧市街からは遠いし

アクセスが良くないので、

ツアーなどには組み込まれないのかもしれない。

 

 

歩いている人たちは、

なぜか女性グループがとても多かった。

 

しかも頭をスカーフで覆った、

信仰度の高い人たち。

 

 

 

 

日本人の子供を見るのが珍しかったのか、

写真を撮りたいと言われて応じたのがこの一枚。

聞いてみたところ、

イスタンブールに住んでいるとのことだ。

 

息子に「メルハバ(こんにちは)」と

挨拶させてみたら、

皆さんから「キャ〜‼️」と歓声があがった。

 

見たこともない東洋人の子供が

トルコ語を発したため

かなり驚いたのだろう。

 

 

このような女性の集団だけでなく、

男性の集団もいた。

どういう間柄で、何の話をしているのだろうか。

 

ちなみにこの遊歩道は、

柵がないので子供が走って行ったら危ない。

 

 

ルメリ・ヒサルは、登ったら絶景だと

地球の歩き方に書いてあったので

登ってみたかったが、

息子が疲れてグズってきたので

諦めて帰ることにした。

 

ここに来るまでに駅から20分くらいは

歩いていたのだ。

(途中抱っこしながらではあるが)

 

イスタンブールにいるうちに

もう一度ここに来て、

登ってみたいと思う。