先週末に初めて旧市街へ行き、

世界遺産であるブルーモスクと

アヤソフィア博物館を訪れた。

 

バスとトラムを乗り継いで、

家から約1時間弱かけて、旧市街へ。

 

これがトラム。

 

まずブルーモスクへ。

これぞイスタンブールの世界遺産!

外から見てもかなり大きい。

 

入場料は無料。

10時ごろ着いたが、すでに結構な行列。

でも5分くらい並んで比較的すぐ入れた。

 

神聖な場所なので、

女性は肌の露出が多い格好はダメ。

頭にはスカーフを巻いて入らなければいけない。

持ってない場合は借りられる。

私も借りて頭に巻いて入った。

 

靴も脱いで入る。

 

中に入るとこんな感じで、

中は赤い絨毯が敷かれている。

 

窓のステンドグラスがとても綺麗。

晴れている日は光が入ってもっと綺麗になるようだ。

正面のスペースは、観光客は入れない。

そこは信者さんのお祈り用の場所なのだ。

 

天井のドームもすごく高い。

そこからロープでローソク台が吊り下げられている。

 

壁の模様も美しい。

 

観光客用スペースは、

いろんな国から来たであろう観光客でごった返していた。

 

イスラム教徒は、モスクに入る前に手と足を洗い、

清めてからお祈りする。

なので、どのモスクの外にもこのように

必ず洗い場が設けられている。

 

 

次に入ったのが、アヤソフィア。

とにかく巨大で、だいぶん離れた所からでないと

全部写真に撮りきれない。

これは外から見たらモスクだが、

もともと(東ローマ帝国の時代)は教会だったということで、

中に入るとそのキリスト教時代の痕跡が残されている。

 

例えばこの扉。

もともと十字架があったのに、

横の部分が取り外された跡がある。

 

そして正面のドームには

マリア様とイエス様の絵が。

ステンドグラスの雰囲気も、教会っぽい雰囲気だ。

 

 

でもアラビア文字の巨大な円盤もあり、不思議な空間だ。

オスマン帝国時代にモスクに変えられたそうだ。

 

ここもたくさんの観光客が来ていた。

でも、ブルーモスクより広いので

そんなに混んでいる感じはしなかった。

 

2階部分に行くと、有名なモザイク画も見られる。

 

6世紀に作られたものがこうして残っているなんて

本当にすごい!

 

ちなみに、このアヤソフィアの入場料だが、

観光客価格と居住者価格が全然違う。

 

住んでいる人は、50リラ(約1500円)で、

他の博物館もいくつか入れるパスを買う。

有効期間は300日。

 

しかし観光客は125リラ(約3800円)のパスを

買わなければいけない。

5日間有効で、他の博物館にも入れるが、

住民価格の2倍以上もする!

 

私も夫も、滞在許可証を持っていてるので

住民価格のパスが買えた。

 

その後、景色の良いカフェでチャイを飲んで帰った。

屋上からはアジア側も見えた。

 

 

ちょっと物騒なイメージのあった旧市街だが、

意外と安全で、

観光客もたくさんいて本当に賑わっていた。

 

中には、流暢な日本語でやけに親しげに

話しかけてくる人がいたけど、

絨毯を売りつけてきたりしたら嫌なので

とにかく相手にしないことだ。

 

 

中国人の団体や韓国人旅行者も多かったが、

インド系(?)っぽい人たちもいた。

日本、中国、韓国人はだいたい見分けがつくけど、

その他の国の人はよく判別できない。