いよいよこの日がやって来ました
inARea(インアレア)秋のLive
9月30日
秋だというのに暑い暑い一日でした
わたくしの衣装(白くてふわふわしたキャミソール)は
HARIKOさんの作品をお借りしました
今回は南桂子の4枚の銅版画がテーマです
南桂子の名前は知らなくても
ユニセフのカードに使われたり
教科書や書籍の装丁などにも使われていて
その絵はどこかで目にしたことがあるでしょう
少女、花、鳥、羊、お城 etc.
同じモチーフを繰り返し描き続けています
1911年、富山県で生まれ
幼くして母親を亡くし、12歳で父親も亡くす
その後親戚に育てられ
勧められて結婚し子供も儲けるが
34歳の時上京し、油絵や童話を学ぶ
浜口陽三との出会いにより銅版画に目覚め
42歳の時、浜口を追ってパリに行き本格的に銅版画に取り組む
間もなく作品は評価され、カードやカレンダー、本の挿絵などに使われるようになる
70歳の時、浜口と共にサンフランシスコに移住
85歳で帰国し、93歳(2004年)で死去
家族を捨ててパリに渡った時の気持ちはどんなだったでしょう
当時はフランスへ行くには船でひと月ほどかかったそうで
その船旅の途中で「船の旅」という詩を書いています
絵と言葉を大切にした方だったのだろうと思います
さて、今回のインアレアの作品について
半年かけて試行錯誤を繰り返し
ようやく納得できるプログラムが完成しました
まずは
↓
♪プレリュード ハ長調(L.クープラン 1626-1661)
&『画家』(ゴフスタイン作/谷川俊太郎 訳)
『画家』は絵本を元にしています
この絵本の言葉をすべて抜き出して
ルイ・クープランのプレリュードに乗せて語ります
絵の代わりに音楽を奏でたのです
このほのぼのとした絵とは対照的に
かなりインパクトの強い作品となりました
さて、ここからは一気に最後まで進むのですが
長くなりすぎるので……
内容については次回アップします
つばめ食堂Liveだけの特権は
本物の絵を見ながらお聴きいただけること♡
今回は
一枚一枚の絵に詩と音楽を組み合わせているので
紙芝居のように皆さんにお見せしつつ進行しました
すべて新作♪
初公開のLiveにお越しくださった皆さま
ありがとうございました~♫
オープンな昼の部が終了し……
クローズな夜の部は
第3回となるMAP(Mutsuko Art Project)
そう、誰もがうらやむ、睦子さんご招待の会!!
運よく招待された人だけが参加できる特別な宴です♪
Liveの後には《喫茶くろがねの家》にて
睦子さん特製のおでんとサンドイッチ
奥の方には卵や大根、糸こんにゃくなど
味がしみてて美味しい~~
自家製ハムを使ったサンドイッチ
パンも手作りなんです☆
なんて贅沢な~
ご馳走様でした♪
美味しいものをいただきながら
話は尽きず
楽しい楽しい秋の夜でした
睦子さん
今回もお世話になりました
たくさんのお料理の準備、片づけなど
お疲れになったことと思います
本当にありがとうございました!!
富男さん
いつも大切な絵をご提供くださりありがとうございます
新たな課題に取り組むチャンスをいただき感謝しています!!
史絵ちゃん
最初から最後まで
あらゆるサポートありがとうございました!!
またよろしくね♡
次回につづく