アイマス シンデレラガールズ U149

 

【評価】81点
ストーリー:★★★
キャラ:★★★★
作画:★★★★★
おすすめ:★★★

判定:良アニメ

 

【託児所が舞台みたいなアイドルアニメ

デレマスのスピンオフ。

身長149cm以下の小学生キャラ9名が主人公。

なんだかんだ最初から最後まで楽しく見れた。

本家デレマスアニメより数段面白かった。

 

構成としては2~9話で一人ずつ各キャラの当番回をやって、ラスト3話でメイン主人公のありす回と作品の総括を行った形。

多少の当たり外れはあるも全体的には綺麗に纏められた見易い作品だった。

メンバーがデビュー前ということで、ライブなどアイドルっぽいシーンは終盤まであまりなく、また練習してる様子もそこまで描かれず…

この子たちが事務所でしてることと言えば、宿題したり本読んだり絵描いたり…おままごとしたり…

あれ?ここ芸能事務所じゃなくて託児所なのでは?(笑)

 

プロデューサーは本家デレステのPとは真逆の、地に足が付かない子供みたいなP。

身長も小学生くらいのホビットで・・・・まぁ、それはいいんだけど。

思うのはこの性格で、担当の少女たちと触れ合ってたらさ、絶対好きになっちゃうんじゃないかって。ありすとかさ。ガチ恋しちゃうでしょうに。ワンチャンありすもPのこと好きなんじゃないかって…

個人的にはやっぱプロデューサー役は人間味の薄いキャラにした方が正解なのではないかと思った。アイドルが子供なんだから尚更ね。

ただ、クライマックスの第11話はPが頼りないガキだからこそ成り立ったお話。

「大人が子供を成長させるストーリー」ではなく「大人も子供も一緒に成長するストーリー」が描けた意味ではこのPで良かったと思う。(一線を越えていずれ捕まるであろうことは非常に残念である)

 

それにしてもCygamesPictures。

今期短編アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top』も同様だが、本当素晴らしいアニメーションを手掛けやがります。

アニプレに外注した過去作より大袈裟じゃなく数倍クオリティが高かった。

今後のサイゲアニメ、もう全部自社で作った方がいいんじゃない?

構図やら、光と影の演出、小学生らしいキャラの元気な動きまで全部完璧。

アイマスキャラの優れてる点はキャラの顔がハンコ顔じゃなく、皆描き分けられてるところで、特に本アニメは引きの画でも一人ひとりのキャラの表情が丁寧に描かれてると感じた。

その中でメイン主人公のありすの表情が最も印象深く、大人びてるけどやっぱり子供というキャラの特徴を見事に捉えている。

第11話の「ありすでいいです!」のシーンはPでなくてもときめかずにはいられない。

 

まとめると「日本人はみんなロリコン!」の一言に尽きると思うが良いだろうか?

だってそうじゃなきゃ本作の企画自体通らないだろうに。

 

それが許される美しい国、日本。

このアニメの存在はロリコンが正義であることの証明である。異論は認めない。

逆に、いかなる理由があろうとロリコンは絶許の海外で本作がどのように扱われていたかというと、ずばり完・全・空・気だそうな。

向こうでSNSで本作について語っちゃうものなら直ぐに警察がやってきそうだから仕方ないね。

本質的にロリコンであろうとも表面的な最低限のモラルは守れる日本男子だからこそ、本作に代表される完全ロリアニメの存在が許容されるのである。

日本に生まれて良かったー!