『3.11 東日本大震災』
今日のいま、この瞬間、私たちは当たり前のように生きているけれども、実は当たり前ではなかったのだと思い知らされた出来事のひとつです。
いまだ多くの行方不明者、身元不明者、そして避難者がいる中、7年という歳月が経ちました。
しかしながら7年経過した今もなお、仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者の数は、昨年より減少しているものの全国で7万3千人、その内、岩手・宮城・福島の3県だけでおよそ4万人もいるのです。(平成30年2月13日現在・復興庁HPより)
当然、それ以外にもこういった数字だけでは簡単に言い表せられない問題もまだまだ山積しています。
年月とともに風化し、世間からも忘れられていくことは、被災者の皆さまにとって辛く悲しく、悔しく歯がゆくも感じることでしょう。
今日のいま、この瞬間、当たり前のように生きている私たちが、どこにいても、そして誰でも出来ること・・・
午後2時46分には黙祷を捧げましょう。
それは、あの時の出来事を忘れないだけでなく、次に活かす教訓にもきっとなるはずです。
目を閉じなくても、手を合わせなくても、場所もどこだって良いのです。
「黙祷」の字のとおり、心の中で静かに祈りを捧げましょう・・・
(記:広島県自衛隊家族会 庄原市支部 広報担当者A)