娘も私も、初めて乗った救急車。

小児の救急病院までは、40分くらい。

とても長く感じました。

背中の痛みからの謎の体調不良で、気持ち悪さを感じていた娘。

普段から車酔いもしやすいです。

その事を救急隊員の方に言うと、ガタッとなったり振動が出やすい道路の前に、「次ガタッとなるよ」「次揺れるよ」と娘に教えてくれていました。

ありがたかったです。

↑救急車の中って、

結構揺れるんですね。

病院に着くと、娘は抱き抱えられて、車椅子に乗りました。

状況は変わらず、娘の体は首から下が動かない状態でした。

しばらく待つと、診察室へ呼ばれます。

救急隊員の方から、全て申し送りがあったようでした。

先生はひとつひとつ確認しながら、前日の背中の痛みから起こったことを全て聞いて下さいました。

先生

「◯◯ちゃんの体の中で、よくない何かが悪さしているのは確かです。それを調べるために、血液検査とＣＴをしましょう。」

血液検査をし、ＣＴを撮りました。

割りとすぐに結果が出ましたが、その日の検査だけでは何が原因か分かりませんでした。

先生

「今日はとりあえず入院して、明日ＭＲＩを撮りましょう。より詳しい検査をして、原因を探ります。」

救急車を待っている間に、私の両親に事情を話していたので、両親も車で病院まで来てくれていました(実家は車で10分位の場所にあります)。

私は娘に付いていたかったし、その後は看護師さんからの聞き取りもあったので、入院に必要なものをザッと書き出し、両親にお願いして持って来てもらいました。

病室に入る前に、小児科病棟の看護師さんからの聞き取りがありました。

お話をしていると、車椅子の後ストレッチャーに移っていた娘がトイレに行きたいと言いました。

「えっ、どうやってトイレに連れて行ったらいいんだろう？！」

私は焦りましたが、看護師さんが大きいサイズの紙オムツを出して下さいました。

看護師さんが

「でも今までトイレでしてた人が、急に寝たまま紙オムツでって、できないものなんですよ…◯◯ちゃん、できるかなぁ？」

とおっしゃっていました。

娘はなんとかできました。

紙オムツに抵抗がなかったようで、良かったです。

娘にとっては初めての入院です。

病室に入れたのは、23時を過ぎていました。

娘は、体が動かなくなってしまったことや初めての入院に興奮していたようで、ベッドにつくまではしっかり目を覚ましていました。

娘

「へぇ〜、入院ってこんな感じなんだ。

　ベッドも寝心地いいし、悪くないね。

　あー、でもママと同じ

　お布団じゃないのが寂しいな。

　寝れるかな〜。」

そのようなことを言っていました。

私は娘のベッドの隣に、用意された簡易ベッドで寝ます。

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↑こんな感じのベッドでした。

長時間寝るのは、しんどい方もいるかもですね。

私はなんとか大丈夫でした。

娘は寝れないかもといいつつも、やはり体のしんどさと疲れ、そしていつもならとっくに寝ている時間だったのもあって、おやすみと言ったらすぐに寝ました。

ビクッとした体の動きは、この夜はなかったです。

私は夕飯を一口も食べていませんでした。

本当はあまり食欲はなかったけど、母がコンビニでおにぎりを買ってくれていたので、娘が寝てから食べました。

不思議と涙は出なかったです。

明日から大変になるかもしれないし、今は考えすぎても何も分からないから、しっかり寝ておこう。

家にいるときはあんなにスマホで色々と調べていたのに、この日から病気のことを調べるのをピタッと辞めました。

私もすぐに眠りにつきました。

続きます。

【脊髄梗塞との闘い④】救急車で小児救急病院へ〜そのまま入院することに