ここ数年のこの時期(通常は3月)、旦那さんの確定申告で毎年唖然としてしまいます。

源泉徴収されないストック分の報酬を確定申告するからなのですが、数年前よりたくさん稼いでくれてて嬉しく思う反面、税金(プラス社会保険料等)の余りの多さにひっくり返りそうになります。
 
私自身、年収が4-500万だった時は税金/社会保険料が引かれても、「まぁ、こんなくらいの金額、仕方ないよね」で済んでいましたが、収入が増えて、所得税率が20%超えてくるあたりから結構増えてくるこの負担感、不満の一つも言いたくなる位にはなっていました。
 
でも、そんなレベルでは済まない旦那さんの納税額…
源泉徴収と、予定納税をすでに2回、3回にわたって7桁の納税をすでに済ませているにもかかわらず、さらに今回の確定申告で7桁の納税…。40%の所得税率の破壊力恐ろしすぎです…所得税の額だけで5百万軽く超えるって、余裕で新卒1人雇えるやん…。
そしてさらに2020年度からは控除上限が下がるので、来年の確定申告ではさらに税金は増えること間違いなし…、これは多分私の収入額でも影響ありで、さらに手取りは減るみたい(泣) ホント、取りやすいところから取っていくってやめて欲しい。
 
下記みたいな所得税と、手取りの一覧とか見るとびっくりするのですが、年収6百万の所得税って、20万くらいですが、1千万で4倍の80万、2千万になると15倍以上の330-370万超。額面は2千万円って、6百万の3倍ちょっとなんですよ、なのに所得税は16倍超!
手取りなんてもっと酷くて、6百万の手取りが4.6百万に対して、2倍の12百万の手取りは8.6百万で、3倍以上の2千万で13百万。額面が3倍以上になっても、手取りは倍くらいにしかならない。
(下のデータ、出典がちがうので所得税の金額も違います。家族構成等が違えば、控除額が変わるので、おそらく所得税のみの一覧の1つ目の表は配偶者控除受けている等、控除が多いケースものと思われます…実際共働きで控除ナシの所得税は手取りが載っている2つ目の表に実感として近いので… それでも手取りはもう少し少ない気がするのは誤差?)
 
こちら雇用保険の金額は引かれてないけど…ま、微々たる額なんで影響ナシですね
2千万稼いでも7百万も税金と社会保険料で持っていかれるんですよ!3千万稼いでも手取りは2千万に届かず、12百万も持っていかれてる…。2千万超えたところからは、額面で1千万収入が増えても手取りは5百万しか増えない事実…50%も税金と社会保険料で引かれるなんて…
 
旦那さんにしても、もちろん私の倍以上稼いでくれてるとは言え、そんなに上ではないし、いわゆるちょっと稼ぎが良いくらい、のレベル。私も前職まで外資だったこともあり、周りでもっと稼いでいる方は多いので、自分たちの稼ぎが(私は特に)そこまで特別ではなく、こんなくらいの手取りの少なさで文句を言ったらダメなのかもしれませんが、旦那さんの確定申告の結果を聞いて、今月また納税する額を思うとため息をつきたくなります…。
 
世の中には、収入が平均より多いんだから税金多いのは当たり前、と思われる方も多いかと思いますが、稼いでいるからには責任も、プレッシャーもあり、かつ、日本企業のようにリストラが少ない、退職金が充実、等の恩恵もなく、明日いきなり呼ばれて解雇なんて事が当たり前、退職金もないような(旦那さんの前職、今の職場は退職金ナシ!)状況で働いていると、文句の一つも言いたくなります〜。
子ども手当てもないし、保育料とかなんて常に高いの払ってたし、この先高校の学費免除の対象ももちろん対象外…。
 
突き抜けて稼いでいる人や、ストック(預貯金や株、不動産等の資産)のある方、(経費等を調整しやすい)自営業の人に比べて、ストックがなく、年収数千万程度で、少しだけ稼ぎの良いサラリーマンが1番搾取されていると思う…。逃げ道ないからなぁ。
 
以上、愚痴でした。