中国で、物を買ったりしたことガある人は、分かると思うが、
「売込みがドキツイ」。
ずっと後を付いてきたり、「これはどう?」「これはあなたの合ってるよ!」とか言って物を薦めてくる。
上海などの、観光地だったら、どこでもそうだろう。
でも、洋服店なら、観光地だけじゃなくて、中国中売込みがきついと思う。
店に一歩踏み入れたら、
「何を買います?」
「あれはどうです?」
「これはどうです?」
「カッコいいですね」
などなど。ずっと話しかけてくる。落ち着いて見ていられない。
少し触って、肌触りを確認しただけで、
「これ、気に入った!?試着してみる???」
と言ってくる。
そんなときにはボクはいつも、
「我随便看看(見てるだけです)」
と答える。
それだけ、売り込まれたら、買う気が失せるのではないかなと思う。
でも、なぜそこまで売り込むのかと言うと、
マージンが入るから。
買った品物の何パーセントかが入るので、一生懸命に売り込むのだ。
おそらくその分給料は低いのかも知れない。
買ったときに、自分のIDのような番号を言っていた。
やる気の無い店員と、すごくやる気のある店員と中国のお店では2パターンある。
やる気の無い店員は、マージンはなく、
やる気のある店員は、マージンがあるのだろう。
なので、とても分かりやすい。
これは、中国人ではそのようになっているが、日本人はあまりこういったシステムがない。
おそらく日本人は、一発逆転よりも、安定性を好むからだと思う。
マージンがもらえて、給料が少ないよりも、
マージンはもらえないけど、給料がそこそこ、
のほうが好むのだと思う。
日本は、長い経済の歴史なので、それを試した人は少なくないと思う。
でも、アルバイトでもあまりそういったシステムが無いのは、
受け入れられないからだと思う。
ただ、ユニクロはそういった売り込みは、ない。
日本でのやり方をそのまま使っている(まあ、そもそも店員さんがそんなにいない)。
このシステムの一番いい点は、
「中国語の勉強にとても役立つ」
と言うことだ。
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