ブルームーンクリスマスコンサートは何回目になるのだろう。そもそも私も富永さんも「vol〜」とか「〜周年」とかをほとんど意識しないタイプかとおもわれ、しかしだいたい10回くらいはやったかもな、とステージでの会話中で適当に結論つけた記憶。
ユーゲンスは(いつも思うのだが)意外と大きな声で若干の毒的要素も含みつつ、わりとしっかり喋る米澤くんのライブ運びと、ララさんの歌世界で客席を魅了。「はいから神戸」を聴いてステージ裏手でハンカチ噛んで悔しがるジェット氏であった。
MITCH&韻シストBANDを見た母親、マミーウォンの感想はこうだ。
「MITCHはギラついとったなあ!あとバンドの子のあれなに、ほっかむりして帽子!!」
十代から一緒に演奏しているMITCHの近年の円熟ぷりがすごい。後日、ライブを見てすっかり韻シストBANDのファンとなっている妻に「シュウくん(韻シストのベーシスト)ほっかむりいいよね」となにげに話すと、「あれは彼の如く選ばれし者のみに許される行為。絶対やるなよ。」と五寸釘を刺された。客演の武井努さんのセクシーなテナー、坪田英徳くんの非常に楽しげなパーカッションもとても効果的であった。
お客さん総立ちのMITCH&韻シストBAND、そしてほぼ間髪入れずにナオユキ登場の流れは、鳥肌ものであった。ステージ裏にひびくお客さんの歓声は、ほんと良いものだ。
ブルームーントリオ。新しく出した音源からの選曲と、最近やってるボズスキャッグスのカバーなとを粛々とやる。三人でほぼ持続音が無く、丸裸でやってる感じが、時としてアダとなるが、それが良いのであって。しかし富永さんも米澤くんも、なんと強靭な精神力だろう。米澤くんにいたっては30そこそこの若さで、あの落ち着きはおそらく、前世は壁か何かだったに違いない。
満を持してユーゲンスのララさん登場。レコーディングした「スイングしなけりゃ意味ないね」から始まり、サポートドラマーに関西きっての若手の、坪田英徳くんを迎えて「恋する冬の惑星」「ルミナリエ神戸」をジェット氏とデュエット。
いつになく笑顔が絶えないジェット氏だが、終演後小田ママ周辺より、「あのだらしない笑顔は完全にアウトでしたね」と指摘され慌てる。
アンコールは全員で。
各ソロパートでのナオユキさんのアプローチが非常にかっこよかったし、最後の富永さん歌唱による明るい表通り藤井康一バージョンが素晴らしかった。
現場からは以上、今年も皆様ありがとうございました。メリー!
12月6日土曜日
SEMBA 10プレ〜ス
SEMBA JAZZ FINAL
12月7日日曜日
上堂本店醤油蔵
ブルームーントリオ
12月12日金曜日
元町Always
北原雅彦tb
黃啓傑 tp
池田安友子 per
12月13日土曜日
奄美MAYASCO
深佐タロウ
ずぶ濡れブラザーズ
黄金ズ(黄啓傑 キンジョウマサ樹)
12月14日日曜日
古仁屋JUICE
黄金ズ(黄啓傑 キンジョウマサ樹)withE21B
12月17日水曜日
チキンジョージ
下田逸郎「Heaven To Heaven」レコ発
12月18日木曜日
シアタージャジー
音楽ざんまい6
12月20日土曜日
PUB Chelsea Kobe
夜久一 gt.vo
木原尚美 gt.vo
ジェットウォン
12月21日日曜日
ぺけひゃく倶楽部
サーカスフォーカス
HERO
ジェットウォン with 在間一輝
12月23日火曜日
chove chuva
BRASS ADOPT
12月26日金曜日
今里ザットフォー
大塚善章クインテット
12月27日土曜日
Azul Terrace
唐口一之 黄啓傑tp
大野こうじ gt
田中真登 bs
弦牧潔 ds
12月28日日曜日
GALLON
溝口恵美子アンサンブル
*ただいまキャンセル待ちとなっております
12月29日月曜日
100BANホール
高尾典江(vo,gt)レコ発
12月30日火曜日
チキンジョージ
Black Bottom Brass Band
K-104
ジェットウォン緊急来日
1月10日土曜日
chove chova
前川歌名子(vo) カオリーニョ藤原(g,vo) 黄 啓傑(tp) 斉藤一郎(cb)
1月13日火曜日
theater jazzy
"シアタージャジーで待ってる"
唐口一之 黄啓傑トランペット
大野こうじ gt
米澤毅風 bs
1月15日木曜日
ロイヤルホース
w/竹下清志
1月18日日曜日
岸和田むくの木ホール
音楽ざんまい6